銀座のうぐいすから

幸せに暮らす為には、何をどうしたら良い?を追求するのがここの目的です。それも具体的な事実を通じ下世話な言葉を使って表し、

B.LiuとA.タヴェルナと、N饗との友好的な関係・・・タヴェルナって本当に凄いです△

2022-01-11 01:51:37 | 政治

 今は、12日の午前一時です。そこまでで、以下の文章の、文体の、統合とか、語尾の整えを終わりました。これは、事実上、反田恭平君への、忠告の第四弾と、言う形になっています。で、一応完成したしるしとしての恒例の△印を総タイトル右横につけておきます。

副題1、『私はクラシック音楽が好きな方だと、思うけれど、時間やお金は、主に美術方面に注いでいるので、音楽会は、時々しか行かないし、N饗の会員でもない。だが、昔は、N響アワー(NHK ETV)はよく聞いた』

 私が、N饗アワー(一時間だった)を熱心に聞いたのは、30代で、主に北久里浜にいた時代です。1974年から1984年までの、10年間でした。思い出としては、京急、新大津を最寄りとする、野島稔さんが、ベートーヴェンの、協奏曲を汗を両側に飛び散らせながら弾いていたのを、覚えています。音も、表現もいいなあと、思いました。横須賀のヒーローです。今は、東京音大の学長です。

 N響アワーについては、池辺晋一郎さんの、ジョークが肌寒くて、それで、聞くのをやめてしまったのです。で、今は、朝五時から、NHKBSPで、放映をしている、【クラシック倶楽部】を録画して置いて、それを楽しみにする方へ、方向転換をしてしまいました。

 そういうもろもろがあって、N響アワーを、聞かないでいるうちに、いつの間にか二時間になっていて、タイトルも、【クラシック音楽館】へと、変更になっていました。その長さも、負担だし、交響曲というのは、メロディが複雑で、聞くのにエネルギーを必要とするので、視聴するのをやめてしまいました。

 ところで、おせっかいを承知で、ご紹介すると、クラシック倶楽部とは、NHK BSPで、朝五時から、ウィークデイは毎日===主に、ソロ、または、室内楽など、小編成のメンバーで、演奏する音楽会を録画して放映してくれるものです。私は、反田恭平には、この番組で、出会いました。そのソロ演奏を聞いて、仰天をしました。美しい演奏だと、思っています。だからこそ、彼が日本語で、しゃべるあれこれを、・・・・・もったいない言動だ。どうか、口にチャックを・・・・・と、思っているわけです。好きな人ですよ。カティーンよりむろん好きですよ。だから、小言を言うのです。

 クラシック倶楽部の方ですが、最近では、アンドラーシュ・シフが、柿の木で、できた赤いラッカー塗装をしたベーゼンドルファーを演奏するザルツブルグ音楽祭での、一晩を二回に分けて、放映をしました。柿って成長が遅いので、とても高い材木です。しかし、木目に特徴があるので、すぐわかります。ものすごい美麗なピアノでした。が、そこで、シフが、聴衆から、アンコールを望まれて、即興曲、Op90  D899の第三楽章を弾きました。観客も大熱狂で、私も大いに満足をしました。で、シフは続けて、小品を二曲サービスしました。合計三曲、15分程度の、アンコールです。どれだけ、聴衆が喜んでいたかがわかります。

 N響アワーに戻ります。一時期、黒崎めぐみアナが、司会をしていました。この人は、主人が松坂に単身赴任中に見つけて、良いアナだと、言っていましたが、いつの間にか、東京勤務になっていて、主に、芸能や、芸術の番組を担当した人です。私が、特に、教養が深いなあとか、考え方が見事だなあと、思ったのは、この黒崎めぐみアナと、【100分で名著】を担当していた島津有里子アナです。

 【100分で名著】を担当する、女子アナは、総じて、魅力がいっぱいで、能力が高い人が多いです。島津有里子アナ以外にも、素晴らしいアナがいっぱいいますが、中で、発言が、誠実極まりないが、ちょっと、愛想が良くないと、思っていた、島津アナは、その愛想がないという点で、珍しくて、特に私の気を引きました。だが、何とNHKをやめて、医者になるお勉強を再開したそうです。それを知ってから、ウィキを調べたら、東大卒でした。ついでに、黒崎アナも調べたら、東大卒でした。ただし、嫌な感じが皆無な二人です。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

副題2,『私は反田恭平には、音楽家として大成してもらいたいと思っている。しかし、あさイチで、・・・・40もの番組からお呼びがかかって、中には、ヴァライエティに近いものもあった・・・・と、言う発言があったが、そういう生き方をしていると、大成しないと、思っている。その現在の生き方は、海老蔵が、抱えている問題点と、通底するものがあり、・・・・・まずいぞ。才能が大成しないうちに荒れ果てるだろう・・・・・と、思ってしまう。

 海老蔵が、仁左衛門ほどの成長を見せることを願っています。が、今は、そういう方向へは、進んでいないです。海老蔵を利用して、自分の盛名を上げようとか、海老蔵を利用して、お金儲けをしようとする人々に囲まれ過ぎです。「団十郎襲名は、全く良くない。早すぎる」と、主張していましたが、幸か、不幸か、新コロナウィルス騒動で、自動的に延期になりました。それは、良い事だったのですが、それが延期になった間、きちんとした座組で、お芝居を組み立てるのではなくて、少人数で、まだ、芝居には、なっていないレベルのものを高い切符代で、全国展開をしている模様です。

 それは、まずいですよ。お顔が美形でも、演劇として、完成していないとやがて、飽きられて、お客から捨てられるでしょう。若い人の大勢が、まだ、歌舞伎には向いていないのですから、慎重に気を付けて、行動をしないとだめですよ。今、歌舞伎座に通っている70代の人は、やがて死んでいくのですから。

 歌舞伎俳優はファンとの関係他があり、かつ子孫を残さないといけないと、言う宿命もあって、結婚は、やむを得ないという部分があります。だが、反田恭平の場合、結婚は、・・・・・非常に難しいでしょう。

 彼が、最近連続して発言をしている様に、若い音楽家のための学校を作りたいと、言う夢を実現するためには、良き伴侶がいた方がいいです。本当に良き伴侶だったら、(そうです。上に取り上げた、二人のNHK・女子アナみたいな、誠実で、芸術に対して深い理解を示す、女性が現れたら)いいが、そういう女性は、いいご家庭で育っている可能性が高いので、自分の自己実現も求めるだろうから、彼が、大音楽家として、成長していく妨げになる可能性もあるのです。

 江戸京子さんと、小澤征爾の離婚は、京子さんの実家がお金持ちに過ぎたという部分も大きなパーセンテージを占めているはずだ。江戸京子さんは、高校の先輩だから、どうしても、京子さん側に、私は立ちます。そこに例のごとく、敵の敵は、味方だと、言うCIAエージェントたちの、戦略的見方が加わって、小澤征爾は、利用すべきだと、言う事になったのでしょう。

 それが原因で、小澤征爾は、過剰に持ち上げられています。最近十年間の、事実上は、破綻している肉体による、演奏への持ち上げ方は、異様です。

 特に、入江美樹さんとの、間の息子さんが、桑子アナと、結婚をしました。私は、かねてから桑子アナを批判しています。というのも、ニュースウォッチ時代、<<<<嘘がたくさん含まれている謀略的ニュースを>>>>感情移入激しく、報道する桑子さんは、日本国民を馬鹿化する洗脳の旗手だったからです。困った存在だと、批判をしています。それは、人間的魅力とは、別問題で、桑子さん程度の、政治的解釈しか、一般的な、日本人はできないのだと、言う点の証明でもあり、かつ、「それで十分で、それが、ベストなのだ」と、言う真実の支配者側の考え方もあるからでしょう。しかし、私にとっては、それでは困るのです。特にNHK は、税金に等しい、視聴料を取っているのですから。

 それで、桑子アナと、小澤征爾の息子を結婚させると、両方のファンが、私から離れると、考えて、この結婚を推進したとも、考えられます。恋愛だと、報道されていますが、<<<<その恋愛が始まったこと自体が、偶然かなあ?>>>>と、疑問を持っています。妙本寺のお見合いと同じで、実質的な、お見合いだったのではないですか? 

 小澤征爾家側に、まず、桑子さんをどう思うかを問い合わせ、結婚まで至ってもよいと言う事になったら、小沢征悦君に、徹底的に攻めなさい。そうすれば、桑子さんは、陥落するでしょうと、教えるのです。そういう種類のお見合い(=政略結婚)では、無かったかなあ。それって、眞子様と、小室圭君も同じで、その3組の結婚は、似たようなものです。

 反田恭平に戻ります。彼が、人間として成長していく過程で、立ちはだかる、二つ目の門は、結婚の成否です。で、そこでのマイナスを経験することを避けるために、恋愛だけで、やっていくという手もあります。ベートーヴェンもそうだったし。

 しかし、ベートーヴェンの時代には、テレビはなかったし、SNSもなかったのでした。今は、違う。したがって、プライバシーを守るのは、不可能ですね。特に有名人にとっては・・・・・という時代だ。

 音楽家の世界って、性に関しては、紊乱と言ってよいほどにフリーなのよと、聞いたことがあります。だけど、反田恭平みたいに、「今回、僕は、40もの番組に呼ばれて、出演しました」、という風に一般社会に知名度が上がってしまうと、一般大衆の観点というのが、彼の足かせになる可能性が高いです。

 あのダイアナ妃を追いかけたパパラッチは、一般人の、希望に沿って動いたわけで、ダイアナ妃自身も、それを熟知していて、利用をしていたと、今では、報道をされています。ダイアナ妃は、政治的手腕を持っていた女性でした。彼女の、見かけと、中身は、違います。

 一般大衆というのは、メディアに踊らされているものだから、ショパンコンクールというわかりやすい勲章を得た人として、反田恭平をちやほやするでしょう。だが、ちょっと、時節が変われば、風向きが変わる可能性があります。仮定の話ですが、「たくさんの女性と関係を持っているんですって」などといううわさが広まったりしたら、圧倒的に風向きが変わります。

 そういうわけで、生きることは、どこへ行っても、どんな場面でも、難しいのです。したがって、反田恭平には、ほかの演奏家みたいに、静かな発言者であってほしいのです。謙虚である方が安全なのですから。内心で何を思ってもいいが、公的な場では今の様な発言内容は、良くないですよ。

 内田光子さんは、ロンドン在住で、日本の一般庶民からは、距離を置いてしまいました。内田光子さんが「死ぬときは、シューベルトを聞いて死にたい」とどこかでおっしゃっていたのを、忘れていない私ですが、私がレオンスカヤの、即興曲を逗子の一人暮らしの中、毎日、一回、一時間ほど聞いて、他にテレビはあったが見ないし、新聞はとらないし、ご近所づきあいは、9か月間はないし、で、全くの孤独だったのに、不幸だと、感じたことはなかったのですが、そういう生きぬくための、強い力を与えてくれた、レオンスカヤの演奏でした。CDでも、伝わりました。そういう生活を送っていたころ、すでに、内田光子の、発言を聞いていたか、どうかなのですが、聞いていなかったと、思います。

 わたくしが、シューベルトの即興曲を世界一、美しい・・・・・特に、Op142, D935 の第三楽章が、これが、一番ですね・・・・・と、感じたのは、1955年の夏、13歳の時でした。その時に、内田光子は、まだ五歳です。だから、内田光子という有名人の、影響で、シューベルトを好きになったわけではありません。

 私がショパンに関心がないのは、一種の近親憎悪だと、思います。あの繊細さと、情感の豊かさは、私を、いらだたせ、落ち着かなくさせ、かえって、満足が出来ないのです。音楽を聴きました。心が洗浄化されました・・・・・という結果が得られないのです。

 シューベルトは、リストとか、ショパンに比べると、より単純です。そこも、最高にいい点だと思っています。何らかの意味での、バランスが見事なのです。しかし、シューマンが、シューベルトの即興曲は、「事実上、大ソナタである」と言ったらしいです。そうなのです。単純だと、言っても、全8曲で、一時間です。だから、シューベルトのお歌【アベマリア】みたいに、しんぷるな感じだと、実際に聞いていないうちから、把握されてしまうと、困ります。

 すべてのメロディラインを私は、覚えているのに、歌うことはできないです。ただ935番の方の第三楽章は、アンダンテだし、相当に、シンプルですが、でも、他人が聴いている可能性のある時に歌うメロディではありません。全8曲のうち、ほかの7章は、結構、複雑です。

 ベートーヴェンの第九など(人間が歌うことが出来る交響曲)とは、全く違う複雑さは、持っています。私はしょっちゅう、ベートーヴェンの田園のモチーフを口で歌いますが、シューベルトの即興曲を、口で歌うことはできないです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

副題3、『内田光子は、ロンドンに行きっぱなしだ。野島稔も、もし、東京音大の学長へと、選挙でえらばれることが無かったら、アメリカへ行きっぱなしだったはずだ。

 内田光子の結婚に関する、或るブロガーの記事を読んでいたら、

 内田光子は、英国籍もすでに取っていて、結婚相手は、英国人の元外交官だと書いてありました。そのブロガーが言うのには、内田光子は日本で、嫌なことがあったはずだと。

 その件なのだけれど、私は、野島稔にも同じことが言えたのではないかと、思っています。前から、それを感じていて、【野島稔がショパンに見えた日】というエッセーをすでに、一本書いて居ます。私は、野島稔の演奏を、横須賀市の(上町にある)公会堂で、3回ぐらい、‥‥相当後で、汐入の芸術劇場で一回ほど、合計四回ほど、聞いていますが、1980年代の野島稔は、まだ太っていました。肥満体というのではないが、痩せてはいなかったです。

 :::::::::ところで、ここで、一つ挿入を入れます。

 私がひどく驚いたのは、上町の公会堂での演奏会は、横須賀市が支援したものだったので、入場料が安くて、夏休み中など、小学生や、それ以下の、お子さん方もたくさん来ていて、ある一人がジュースの空き缶を、階段で、転がしてしまったのです。演奏中に、からから、ころんころんと、大きな音がして、私は、びっくりして、後ろを振り返ったほどでした。が、野島稔は、全く動じなかったし、一曲が終わって、次の演奏に入る合間にも、決して、怒った顔を見せることが無かったのです。

 その日、ロビーで、横須賀市へお礼を言うために、観客へ、あいさつをしているご白髪の両親の様子を含めて、優しい人が構成する一家で、育ったのだと、判断をしました。権高い心情はない実家で、育てられている人です。::::::::挿入から元へ戻ります。

 で、内田光子、野島稔の、二人とも、国内外で、高い評価を受けたのですけれど、芸大卒ではないです。これは、美術の世界でも、不利になる事なのだけれど、音楽の世界も、きっと、似た様な条件が存在しているでしょう。狭い世界で、いろいろ、嫌なことがあったはずです。

 1990年ごろだったと思うのだけれど、野島稔が、鎌倉の旧中央公民館で、演奏会をすることを知り、行ってみました。決して、悪い会場ではないです。立派なホールです。ただ、客席数は、500程度。で、きっと彼と、同じ鎌倉の教室で、幼いころ、一緒に、学んだ人たちが、計画をしてあげたのだと思うけれど、500の席が、300程度しか、埋まっていなかったのです。

 野島稔って、マスコミ的に有名な人ではないからでしょう。特に東京音大の学長になる前は、そうでした。中村紘子とは、違います。したがって空席が目立ちました。すると、館内放送が、こういうのです。「プログラムの変更があります」と。

 私はその時は友達と一緒でした。で、友達には、それを言わないのですが、内心では、・・・・・今までは、非常にいい人だと考えていた、野島稔ほどの人でも、手抜きをするんだ。お客の数と、演奏効果を計算するのだ・・・・・と、思い至ってしまいました。

 だって、プログラムがすべて、有名な曲へと変更になったからです。大衆がよく知っているクラシックのピアノ曲へと、変更になったからです。

 ところが、演奏が始まると、決して手抜きではなかったのでした。大変美しく、かつ情熱のこもった演奏でした。1500人は集めていた横須賀の公会堂の時より、彼は、真剣かもしれないと思いました。その上、プログラムが変更になって、わかりやすい曲ばかりだったので、余計、聞き取りやすく、感動しました。あの会場に吉田秀和さんが、本日は、いないと言う事が判って、ああいう変更になったのかもしれないです。だけど、それが、(はっきり言ってしまうと)場末の小さな会場だという事で、NHKが録画放映するわけでもなかったのは、とても、もったいないことでした。

 それが、1990年代初頭の事でしたが、2000年を過ぎてから、埼玉県の、ホール(多分、彩のホールだった)で、名演奏があったそうです。どこかの新聞で読んだのですが、「これをNHKが放映しないし、CDにもならないのは、もったいないことだ」と、誰かが詠嘆をしていました。

 当時の日本では、中村紘子、中道郁代、小山実稚恵、館野泉などが全盛期であり、メディアの扱いにおいて、野島稔は、弱いのでした。

 で、鎌倉の中央公民館での演奏会での、野島稔に戻ります。当時の、野島稔は、40歳前後だったわけですけれど、とても、やせていて、長髪で、「うわ、顔そのものが、ショパンになっている」と、思ったほどでした。それは、今から、30年は、前の事だったけれど、「ああ、野島稔にも何らかの日本特有の苦しみがあるのだわ。芸大派閥から、漂ってくるものでしょう」と、思い至ったのでした。そして、学長に選ばれる前は、アメリカに行きっぱなしだったはずです。

 ところで、私は、好みが、シビアで、その大衆的知名度で、心が、揺るがされることが無いのだけれど、NHKの【クラシック倶楽部】では2021年の秋から、ピアノ月間だと言う事で、クンウーパイク、清水和音、レオンスカヤと、私が、好きな演奏家の、いい演奏がつづきました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

副題4,『私は、どこかで見たのです。ごく最近NHKで、放映をされたのですが、N饗が、尾高忠明指揮で、 Bruce (Xiaoyu) Liu, Canada(2021年度の、ショパンコンクール第一位受賞者)と、何かを共演する場面をちらっと。非常に印象的だったのは、指揮者、尾高が、Liuを、愛おしそうに、そして、大切に扱っていたことだった。』

 これは、ショパンコンクールの結果が出る前の事だったと、思うのです。Liuがそこで、一位をとる前の、録画だろうと思うのです。・・・・・そう、想像をしました。が、違いました。クラシック音楽館の方に、どうしてか、その情報がなかったので、そう考えたのですが、

今、苦労をして、正しい情報を、見つけました。N饗の定期演奏会、プログラム(というサイト)から、見つけました。

NHK音楽祭2021 ~未来へ~:NHK交響楽団公演

2021年11月8日(月) 開演 7:00pm

Bunkamuraオーチャードホール 

指揮:尾高忠明
ピアノ:ブルース・リウ(第18回ショパン国際ピアノコンクール 第1位)

  • ショパン/ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 作品11
  • ショスタコーヴィチ/交響曲 第5番 ニ短調 作品47

ショパンコンクールは、10月23日が、最終結果発表らしいのです。だから、これは、Liuにとっての凱旋公演に等しかったのでした。だが、プログラムは、一年以上前に組まれていると、見ます。すると、Liuは、ショパンコンクール第一位をとる以前から、N饗側が、共演をしたいと、願っていたピアニストだと、なります。N饗の眼力が高かったと、なります。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

副題5、『そして、圧巻が、アレッサンドロ・タヴェルナのリストの、ピアノ協奏曲、第二番だったのだ。指揮は、沼尻竜典で、実際の演奏は、11月14日、東京芸術劇場だった。これが、クラシック音楽館、1月9日放映分として、出てきたのだった。この録画・放映・演奏会で、私は、大きく感動したうえに、いろいろ、考えさせられた』

第1942回 定期公演 池袋Aプログラム

2021年11月14日(日)開演 2:00pm

東京芸術劇場 コンサートホール 

指揮:沼尻竜典※
ピアノ:アレッサンドロ・タヴェルナ

※当初出演予定のファビオ・ルイージ(指揮)から変更いたします。

  • ウェーバー/歌劇「魔弾の射手」序曲
  • リスト/ピアノ協奏曲 第2番 イ長調
  • フランツ・シュミット/交響曲 第2番 変ホ長調

 最初に指揮者、沼尻さんの、ピアニスト紹介が、有り、曲目の紹介もありました。沼尻さんの解説によると、このプログラムは、ファビオ・ルイージが選んだ曲目ですが、新コロナ感染拡大の、影響で、来日できなくなったために、急遽、沼尻さんが、代役で、指揮を執ったと、言う形らしいのです。

::::::::::::::::

ここで、ファビオ・ルイージについて、ニュースというのを見つけました。。で、コピペをさせていただきます。JAPAN ARTSというサイトからです。

2021/4/9

ニュース

ファビオ・ルイージ NHK交響楽団 首席指揮者に就任

ファビオ・ルイージが2022年9月より3年間、NHK交響楽団の首席指揮者に就任することになりました。
ルイージは、2001年より定期的にNHK交響楽団との共演を重ねつつ、ドレスデン国立歌劇場管、ウィーン交響楽団、メトロポリタン歌劇場など、自らが率いる数々のオーケストラやオペラハウスとの来日を重ねてきました。
オペラを知り尽くす世界でも屈指の手腕とともに、ドイツ・レパートリーを中心とした明晰かつ美しく情熱的な指揮ぶりは、多くのファンを魅了してきました。
長年、ルイージが尊敬するサヴァリッシュやスウィトナーの音楽を感じるオーケストラとして、 敬意をもって音楽を共にしてきたNHK交響楽団との関係が成熟し、新たな時代の幕開けとなります。

ファビオ・ルイージ Fabio Luisi (指揮者,Conductor)
ジェノヴァ出身。ダラス交響楽団音楽監督、チューリッヒ歌劇場音楽総監督(2020-21シーズンにて退任予定)、デンマーク国立交響楽団(DNSO)首席指揮者を務める。
2022年9月よりNHK交響楽団首席指揮者に就任予定。:::::::::::

 9月から、正式なプログラムが始まるわけですが、そのお披露目として、昨年の、11月13日と、14日に、東京芸術劇場で、演奏会が組まれる予定でした。しかし、ファビオ・ルイージが、来られなくなったのです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

副題6、『主席指揮者に、9月から、就任するファビオ・ルイージは、イタリア出身なのだ。それで、名誉あるお披露目に、イタリア出身の、ピアニストを選んだと、思われる。それが、アレッサンドロ・タヴェルナだった。

 ところで、11月13日と、14日に、池袋の芸術劇場に行った人、および、N饗のライブ配信を見た人、および、1月9日の、クラシック音楽館を見た人が、みんな、「あれっ。アレッサンドロタヴェルナって、どういう人物だろう?」と、思ったらしくて、急にCDの広告がたくさん、アップされる様になっていました。で、画像検索という頁もできていたのですが、古い写真ばかりでした。

 中に一枚だけ、当日の写真らしいものがありました。撮影者は、テレビ画面からとったものだと思われる画像ですが、最近のタヴェルナの姿に、思いを及ばせる、ある種のイメージが、正確に反映をされている。著作権があるし、私は、ツィッターの利用に詳しくないので、ここに、リンク先を示したり、共有したりすることができないのですが、

 撮影者は、N饗のフルート奏者、梶川真歩さんで、@kajikawamahoの、2021年11月13日篇を読むと、好意的で、読むに楽しいツィートが出てくる。御覧を頂きたい。

 彼女は言います。「弱音部が繊細で、美しく、お姿は、リストそのものだ」と。

 清塚信也さんによると「リストは、当時の大スターだった」そうですが、まさしく、今の、タヴェルナは、音楽家としては、凄絶といってよいほどに、ムードがありました。もし、梶川さんが、言う通り、タヴェルナが、リストをほうふつさせるのだと仮定すると、リスト、そのものも、すごい姿ではありますね。

 美形というか、精霊というか、魔物というか? ともかく、人間離れした容貌なのだけれど、とても、美しいと感じるし、何よりも・・・・・音楽家ですね・・・・と、感じるのでした。

 そして、演奏そのものが、ものすごくよかったです。指揮者の沼尻さんも、番組冒頭での、解説でも、褒めていましたし、会場でも、とても、好意的でした。その上、N饗も、長時間のアンコール、【リゴレットによる、演奏会用パラフレーズ】を、座って、じっと見守っていたのです。10分以上の長さだったと思うのですが・・・・・

 アレッサンドロ・タヴェルナは、コンクールの受賞履歴としては、リーズ国際ピアノコンクール第三位しかない模様です。浜松国際で、日本人作曲家の曲を演奏する、奏者として、賞を受けているらしいが、ショパンコンクールとか、チャイコフスキーコンクールの第一位、受賞者というほどに、輝かしい履歴がないです。

 昔、クンウーパイクが、コンクールに出ないことの良さを、説明をしていました。私は、彼の言うとおりだと、思っています。パイクは、顔は、美形ではないです。若さも、もうない。しかし、演奏は、美しいです。

 反田恭平も、自身、・・・・・コンクール優勝が、自動的に、良き音楽家を作るものではない・・・・・と、知っていますよね。だが、将来、新しい音学大学を、作るためにも大金が必要で、そのためにもショパンコンクールで受賞することが、必要だと、考えたと、なんとはない形で、言っていますよね。

 反田恭平君にどうしても言いたい。「今、あなたが、発言している様なことは、もう、発言するのはおやめなさい。内心で考えるのは自由です。そして、着々と、その方向に向かって、進むのも結構です。しかし、外へ向けて、日本語で、発言するのはやめなさい。瞬時に世界に広がり、パソコン画面上では、英語に翻訳されるのだから」と。「心根が、美しくないと、見えるから」とも。

 ところで、反田君と、N饗、原田慶太郎指揮の、放映が、もうすぐあるらしいです。見逃さない様に、注意していて、丁寧に、聴きましょう。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 あの赤いピアノは、日本の販売店では、木地特別仕様品として、3810万円とありました。あのピアノって、たぶんシフ自身の所有ではないかなあ? 二本の販売店の値段票は、エクセルの表だけで、写真がなかったので、もし、赤いラッカー(または、漆仕様)だとさらに高いのかもしれません。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする