さて、とりあえず3つ目でストップします。
先程の電話ですが・・・Vitalなどは問題なしということで追加の電話がこないのでしょう。とりあえずはこれでよし。
ただ、二つの可能性があるのですけどね。頭で考える限りにおいては・・・。 予想を超えられることはあまりないですけど、予想を超えた何かが起こった場合に関しては・・・う~ん。
さて、最初にこのCBの記事です
医療崩壊を食い止めるのは医学生
11月28日16時29分配信 医療介護CBニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081128-00000003-cbn-soci
医学生らが自身のキャリアについて学び、意見を発していくことを目的につくられた「医師のキャリアパスを考える医学生の会」は11月27日、「日本版総合医」「医師不足」をテーマにした第2回勉強会を慶大信濃町キャンパスで開催した。講師として招かれた渡辺賢治・慶大漢方医学センター准教授は、「医療崩壊は始まったばかり。崩壊が10年続くか、50年続くかは君たちに懸かっている」と、学生たちにエールを送った。
渡辺氏は初めに、「医療崩壊がなぜ起こったと思うか」と学生らに質問。学生の間からは、「医療費の無計画な削減」「医学が進歩したため、医学が万能と患者が考え、訴訟などに発展しやすくなった」「総合医が不足しているため、大学病院などに軽傷でかかる患者が増え、負担が増大した」などの意見が上がった。こうした意見に対して渡辺氏は、「日本人のメンタリティーが不老不死を目指して、究極のところに来ている。医療崩壊をつくった原因の一つは、社会で医師を支えようとする姿勢が足りない、ということもあるのかもしれない」などと述べた。また、「医師と患者のコミュニケーションが崩れている。同列で医療を良くしようと考えなくてはいけない」と訴えた。
続いて、渡辺氏は「総合医」について言及した。日本の今後について、「超高齢社会を迎える人類史上初めてのケース」と指摘し、特に老人医療費が伸びている現状などを紹介。その上で、以前は生産者人口を支え、高度成長を支えてきた臓器別専門医を中心に、病気を治すことが最優先とされていたのに対し、今後の高齢社会では病気と共存させ、QOLを保つことを目指した「全人医療」の医師が必要だとして、総合医の必要性を強調した。
渡辺氏は最後に、「一つの治せる疾患を相手にすることも重要だが、複数の治らない疾患を有する高齢者と向き合えるコミュニケーション能力も必要」とした上で、「人類史上初の超高齢化社会の中で、全人医療を担う医師が社会を支える」と締めくくった。
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総合医・・というものに関しては一言だけ・・・。
全人的には医療しているつもりですけどね。それ故漢方医学をはじめ、様々なものを学んだつもりです。
ただ、専門医ができないのではなくて大学病院のように専門の診療科が分かれている場合、別の診療科の分野までやって何かあったら訴訟などで負けるから「他科」に意見を聞く・・・というだけです。
実際、そういうことを抜きにすればある程度の判断はできるつもりですけどね。
その為の新臨床研修制度のはずなんですが、患者さんの訴訟などの問題もあり「新臨床研修制度」というものを生かす機会も奪われていると思います。
http://blog.with2.net/link.php?602868
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続けて、同じくCBです。
医学生らが臨床研修制度をテーマに勉強会 https://news.cabrain.net/article/newsId/19228.html
医学生らが自身のキャリアについて学び、意見を発していくことを目的につくられた「医師のキャリアパスを考える医学生の会」が、「臨床研修制度」をテーマに第1回の勉強会を東京女子医科大で開催した。会場には80人を超える医学生らが集まり、勉強会に招かれた「医療における安心・希望確保のための専門医・家庭医(医師後期臨床研修制度)のあり方に関する研究班」班長の土屋了介・国立がんセンター院長に対して質問や意見をぶつけた。
土屋氏は初めに、日本の医師たちが医師を育てる教育について真剣に考えてこなかったことが今の世代の負担になっているとした上で、「現役の医師を代表しておわびしたい。何とか皆さんが医師を始めるころにもう少しまともな研修制度ができるように努力していきたい」と述べた。
会場からは、「学生側に与えるインセンティブ」や「ローテーション」など、臨床研修制度に関する質問や意見のほか、5年生時に国家試験を受験する資格を認め、合格すれば実習を受ける権利を与えるなどの「卒前教育の充実」を求める声などもあった。
同会の事務局の森田知宏さん(東大3年)は、「これほど大勢の人が集まるとは思っていなかった。こういう機会がないと、リアルタイムの情報を知る機会がなく、ネットに情報はあるがそれすら知らないという状況がある。何を求めるかという意見発信をする前に、何も知らないので、自分が何をしたいのかがまず分からない。選択肢も何もないので、この会を通じて漠然としたものを何か具体化できるお手伝いができたらいい」と、初の勉強会を終えた感想を語った。
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良い話だと思います。ぜひ、頑張ってほしいと思います。
しかし、この「教育の重要性」 これを日本という国が全く考えていないように思うのは僕だけでしょうか。すべての日本人が将来の子供たちに
「こんな日本にしてしまったのは教育の重要性を軽んじ、真剣に考えてこなかったためである」
という必要性はあると思います。そのくらいおかしな状況です。
自分の得意な分野を伸ばせるような社会にしてこなかったのは「日本の恥」かもしれませんね。
さて、明日も頑張って働きます。 患者の家族にも「いつ休んでいるのですか?」と言われましたが、休んでいたら何が起こるかわからないじゃないですかw
そのくらい日本の医療崩壊はひどいのだと思いますよ・・・
まぁ、完全崩壊してすべてが終わりになるまで気がつかない人は気がつかないのだと思いますけどね・・・
それでは、また。