AN現代針灸治療

ANとは「にただあつし(似田敦)」のイニシャルです。現代医学的知見に基づいた私流の針灸治療の方法を解説しています。

効果を実感できた浴室鏡のウロコ取り方法 ver.2.0

2022-06-03 | 雑件

 私は築三十年の家に住んでいる。浴室の鏡(縦47㎝横、36㎝の標準的なもの)は、月日の積み重ねにより、ひどく垢がつき曇っていて、自分を映し出すことはまったくできない。効果的だとされている方法を何回か追試し、ダイヤモンドうろこ取りを使ってみた。掃除直後に少し改善したように見えても、乾燥すると元に戻るのだった。新品(後日、三千円程度で新品が買えることを知ったのだが)に交換するしか手はないかと思っていた。そうした矢先、新しい鏡磨きの方法をYouTubeでやっていた。気を取り直しやってみることにした。

A.初回トライ

1.用意するもの
ダイヤモンド鏡うろこ取り(百均でも可)
トイレの洗剤サンポール  (9.5%希塩酸)
 ディスポゴム手袋
キッチンペーパータオル
ラップ

 

2.方法

①両手にディスポゴム手袋を装着

②風呂オケを準備し、サンポール原液を入れる(コップ半分くらい)
③キッチンペーパータオルを完全に浸す
④鏡面全体に、そのキッチンペーパーを貼り付ける。乾燥防止にキッチンペーパーの上にラップで覆う。そのまま1~2時間放置。
⑤ラップとキッチンペーパーを剥がす
⑥ゴム手袋をした状態で、ダイヤモンド鏡うろこ取りでこする
⑦最後に鏡を水で洗浄する


3.効果と感想

①②③④⑤と手順通りに進行。見ると鏡面のこびりついた石鹸垢が浮き上がっているのを発見。ダイヤモンド鏡うろこ取りでこすってみると、面白いようにボロボロと垢が剥がれ、下に落ちていった。ただ予想外に垢が多量に出たので、鏡の1/3ほどこするうちに、うろこ取りが目詰まりし、使えなくなったが解決策は見えてきた。今度はダイヤモンドうろこ取りをあと2つ位用意し、再びトライしたい。下の写真で曇っている部分は、まだ垢が残っている部分。掃除前は、まったく鏡としての用をなさなかったが、ムラはあるものの掃除後はうっすらと像を写せる状態にまで回復した。


B.2回目トライ

前回の鏡みがきから約十日後、本格的に鏡磨きに挑戦した。その様子はブログ記事にする予定だったので、様子をしっかりと写真撮影した。この日のため、サンポール1本、百均のダイヤモンドウロコ取り2個.。それにディスポゴム手袋を用意した。

1.前回簡単に磨いた後の鏡を取り外して縁側に置いてみた。外の光にあててみると予想していた以上に汚いことが判明。なお鏡は上下2つずつの金属ツメで固定されている。上のツメを下から金属ヘラで叩くと、ツメが上に移動して鏡がとりはずせるようになる。


2.鏡を取り外した浴室壁面は、所々黒ずんでカビていた。ここには「カビ取りキラー」をふりかけ、ブラシでこすってみると、汚れは簡単に取れた。

 

3.ディスポ手袋を装着。「リードペーパータオル」をかぶせ、その上からまんべんなくサンポール原液をふりかけた。その後、鏡を大きなポリ袋に入れ蒸発防止のため密閉。

 

4.密閉すること70分、ポリ袋から取り出し、ペーパータオルも取り外した状態。

 

5.「ダイヤモンドうろこ取り」で5~10分こすると、消しゴムのカスのようにボロボロとウロコが除去できる
6.ウロコの取れ方が不十分な部分を、サンポールが染みこんだペーパータオルをかぶせること20分。



6.新品のダイヤモンドうろこ取りに交換し、再びこする。その後水洗い。なお酸は鏡にダメージを与えるとう話なので、掃除後はしっかりと水洗い洗浄すること。

 


7.浴室壁面に鏡を取り付けて完了。

水洗いして濡れた状態では非常に改善した印象を受けたが、乾いた状態になると透明感は落ち、新品と比べ80%程度の出来だろう。鏡に顔が映るようにはなり、ひげ剃り用として使えるようになった。(一般的に浴室鏡の寿命は5~10年だとされている)