未来技術の光と影。
SIYOU’s Chronicle




最近ウケたCM。

IBM CM“ThinkPad”シリーズ 「オンデマンド・ビジネス」

この機種の場合、幅2cm程のスリット部分をなぞることにより指紋をスキャンし、予め登録された者のみ使用できるようである。

「バイオメトリックス」だ。

だが、時代の流れは「顔認証」へ。

ライバルメーカの新機種には、幅20cm程のスリットが付いている。PCを使用する場合、まず、スリット部分を顔でなぞることにより、顔をスキャンする必要がある。始業のベルと共に、社員全員がPCに顔を擦り付けている様は異様だが、セキュリティを重視する風潮からは、致し方のないことなのか。

冒頭のメーカーも、負けてはいない。

ソフトウェアをアップグレードすることにより、顔認証が利用できる。
ただしこの場合、顔全体をスキャンするためには、顔の位置を少しずつずらしながら、少なくとも10回は顔を擦り付ける必要がある。

大変だ。

8回目ぐいで電話が鳴っても「おい、もうちょっと待ってくれないか?」との気持ちが湧く。


「すみません。認証中でしたか?」
「いえ、大丈夫です。」

解っているなら、朝イチで電話してくるなよなっ・・・

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