未来技術の光と影。
SIYOU’s Chronicle





こんな静かに時速80キロ! - 燃料電池バイク「ENV」の開発に成功

http://pcweb.mycom.co.jp/news/2005/03/17/009.html

12秒の加速で時速50マイルに達する快適なライディングの最大の特徴は、あまりにも静かなエンジン音にあるとされ、安全性を考慮して、ENVに人工的なエンジン音を出させる装備を追加することも検討しているという。

デザインも素晴らしい。決して、
「右に曲がります。」「バックします。ピーっ、ピーっ。」
などの警告音にするはずがない。

熟練したライダーであれば、エンジン音から車体の様々な状況を把握できる。ここは是非、技術の粋を凝らして、馴れ親しんだガソリン車の臨場感を再現して欲しい。

DTS5.1ch。サラウンドスピーカ搭載。各種センサーが検知した車体の微妙な状態変化を、あたかもそれがガソリン車であるがごとく、忠実に再現して欲しい。

フィールドトライアルに参加してみて驚いた。全く、普通のバイクと同じだ。しかも微妙なエンジン音の変化から、車体のステータスが良くわかる。

とにかく、ガソリン車に乗っているとしか思えない。人工的な感覚は一切感じられない。

これは、ハマった。

だが、ある時ふと、一つの疑問が沸き起こった。一度その考えに取り憑かれてからは、ことあるごとにそれが思い起こされる。

「事故に遭ったら、どんな音がするのだろうか。」

脅迫概念に取りつかれた。やるか?いや、いくらなんでも、バカげている。でも、ここまでマニアックな製品だ。事故のことも考慮されているに違いない。

「どーしました?ひょっとして、やっちゃったんですか?」
「あぁ・・・」
「で?どーでした?どーでしたっ??」
「それがさ、最初にスピーカーが逝っちゃったみたいで、 何も聞けなかったんだよね。」
「燃料電池で駆動する軽飛行機もあるそうですよ。」

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