未来技術の光と影。
SIYOU’s Chronicle




『PowerBook』を傾けて『iTunes』やゲームを操作
http://news.goo.ne.jp/news/wired/it/20050323/20050323i01.html

発明されてから40年が経過したマウスは、そろそろその役目を終えようとしているのかもしれない。
傾きセンサーで、マウスをコントロールしてみよう。ノートパソコンを傾けて、マウスをコントロールするのだ。

何かに似ている。

『トラベル新幹線』だな。

今でもあるのだろうか。確か『ニュー・トラベル新幹線』というのもあった。

しかし、だ。人間の適応能力はかなり優れている。この斬新なインターフェイスにも、じきに馴れてしまうだろう。もの珍しさは消え、ただ面倒に感じるだけになってしまっては、がっかりだ。

「ポインティングデバイスがマウスであったシンプルな時代が懐かしい。」と。

そんな時には、加速度センサーでマウスを操作してみよう。ここで気を付けなければならないのは、「加速度」センサーであって「速度」センサーではないことだ。PCを少し手前に引くと、マウスが少し下に移動する。マウスをさらに移動するには、さらに後方に加速する必要がある。

「スタートボタン」が現れるころには、左斜め後方20キロの辺りを、かなり高速で移動中のはずだ。

さて、これにも馴れてしまった場合にはどうしたら良いのか。

「高度センサー」に挑戦だ。

マウスを上に移動するには、少し高い所に上がらなければならない。「マイコンピュータ」を表示するためには、リュックを背負って富士登山だ。

人間の欲望にはキリがない。これでも物足りない人には、磁気センサーを搭載して欲しい。タスクバーを表示するには、南極に行く必要がある。

折角の旅だ。安易に飛行機で行き来しては、わざわざ磁気センサーを搭載した意味がない。ここは是非、移動の手段として列車を使おう。

旅のお供は富士通のノートパソコンだ。

GPSデータにより操作する「トラベル新幹線。世界の車窓からバージョン」が、疲れた心を癒してくれる。

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