未来技術の光と影。
SIYOU’s Chronicle




「最も美しいミイラ」、エジプトで発掘
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/kokusai/20050504/K2005050302310.html

発表によると、ミイラは金のマスクをつけ、身体部の覆いには、スカラベ(フンコロガシ)や羽を広げた女神など様々な絵が色鮮やかに描かれている。

『女神』という言葉がある。女性の神様だ。その一方『男神』という言葉はない。
一般的に職業や役職などで、男が中心の社会では、ディフォルトが男であり、女性がその地位に就いた時に、『女』を頭に付ける傾向にある。「女医」「女優」「女教師」。逆に、女性が主体である職業の場合、最後に『婦』を付ける。「看護婦」「家政婦」。男女雇用機会均等法の影響により、「看護師」「家政師」などと、呼び改める傾向にある。
そもそも「看護士」という言葉があったが『士』が男性を現わす漢字であるため、「師」に改めたものと考えられる。では、近年になって発生した職業についてはどうであろうか。「弁護士」「消防士」などだ。これらを、「弁護師」「消防師」などとは、表記しない。サスペンスドラマなどでは「女弁護士」と表記することもあるが、一般的ではない。

さて、「ミイラ男」という言葉がある。これは総称ではなく、特定の個人を現わす名称だ。「ミイラ男」が何人もいるとも考えられないので、何千年の時を経て生き返った一個体について捧げられた呼称だ。微妙なのが「雪男」だ。雪山で目撃された大型類人猿の総称と考えられるが、一固体に付けられた呼称とも考えられる。漠然と「どれも同一人物」との考えが働いているようだ。「雪男」が種に与えられた名称であるならば、当然メスもいるはずだ。しかし「雪女」は、また別種の生物の呼称として使用されている。

そもそも「雪男」がオスである確証はない。「ミイラ男」についても、全身が包帯で覆われているため、視認情報だけからは、性別の判断ができないはずだ。

古代エジプトの民は、偉人をミイラにすることにより、永遠の命を与えようとした。現代の人類は、全く別の手段により、永遠の命を手に入れようとしている。


「おまえさ、カップ麺とかばっかじゃ、体に悪いよ。」
「ちゃんと、サプリとか摂ってますから。」
「いや、色々なものを食べなきゃいけないのは、『必要な物質が不足するのを防ぐ』ことと、もう一つ『害をなす物質が蓄積されるのを防ぐ』ことも、重要なんだよ。」
「いろいろな添加物とか入ってるからですか?」
「そーだよ。いくら加工してあるからと言って、何ヶ月も前に作ったものが食べられるってのは、オカシイと思わない?」
「でも、一つだけ、良いことがあるらしいですよ。」
「・・・?」
「最近の人は、死んでも死体が腐らない。らしいです。」

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする