スピルバーグ監督とフィリップ・K・ディックがSF殿堂入り
http://news.goo.ne.jp/news/reuters/geino/20050507/JAPAN-176474.html
また、映画「ブレードランナー」「トータル・リコール」などの原作者として知られるディックは、アイザック・アシモフやジュール・ベルヌなどに続いて、SF殿堂入り作家の仲間入りを果たした。
『フィリップ・K・ディック』
記事のタイトル以外にも、「マイノリティ・リポート」「ペイチェック」などが映画化されている。
そして来年「スキャナー・ダークリー」が公開される。
主演はキアヌ・リーブス。原作邦題は「暗闇のスキャナー」だ。
「コンスタンティン」のことではないので注意だ。ここで、予告が見られる。
http://movies.yahoo.com/feature/ascannerdarkly.html
かなり斬新な映像だ。いや、ここまで来ると、実験的と言うべきであろう。全編この調子であれば、2時間持たないのでは?と、心配になる。
『フィリップ・K・ディック』
日本では知名度が今一つだ。だが「好きな人はもの凄く好き」という手合いの作家である。私もその一人だ。
初めての方には短編集をお勧めする。
「パーキー・パットの日々」「時間飛行士へのささやかな贈物」
あたりから読んでみよう。街の本屋さんでも、結構扱っている。
『アンドロイドは、電気羊の夢を見るか?』
200年ぐらい経てば、長年彼を悩ませ続けた疑問に、答えが得られるかもしれない。
「結果出ました?」
「見たことがない:93%、見たことがある:7%」
「生身の人間は、生身の羊の夢を見たんでしょうかね。」
「さぁな。今となっては、知る術がないな。」
もし、あなたが「ドリー」の夢を見たなら、自分がクローン人間である可能性を、ちょっとは疑った方が良いかもしれない。
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