急に冷え込んで冬到来だ。今月はお世話になった方々に謝意を表す月である。たいして代り映えのしない日々の暮らしながら、それこそが有難き幸せと思える年でもあった。年に1~2度、季節の挨拶がてらお互いに贈物を交換し合う。多少面倒な思いもないではないが、日本的な失いたくない一習慣だろう。今年思いがけずお付き合いが深まった方々に感謝の気持ちをお届けした。一体いかほど頂いた事か・・・米・味噌・醤油・酢・梨・柿・りんご・漬物・ジャガイモ・さつま芋・山芋・玉葱・生姜・落花生・・等々。
かって、毎朝夕決まって見かけたのは幼稚園の送迎車だった。その後は、宅配便をひっきりなしに見かけるようになり、この10年は幼稚園車より、ディケアー・ディサービスのバリアーフリ車が多くなった。時代の流れが読み取れる。それにしても宅配便は飛躍的に発展して、身軽な私達も更に身軽に移動出来て嬉しい。例え海外であろうとバック一つで空港に向えるのだから。(写真は国立新美術館の前庭)
しかし一度通販を利用するとダイレクトメールが次々と押し寄せる。郵便だけなら未だしも電話の場合とても困る。それに、どの業界も他社との差別化に苦慮している。多くは利用者に対して付加価値を高める工夫をしているが、ある流通業界は荷物一ケにつき10円を震災被災者に寄付する仕組みとした。タイムリーな好企画は誰の発案? 社員から出た会社だとしたら、そんな会社の業績は今後も伸びてゆくだろう。