この時期は朝の8時を過ぎた頃、葉を落とした庭木に複数のシジュウカラが姿を見せている。庭に餌場は無いので短時間で立ち去る。ピンクのネリネの花はまだその容色を失ってはいない。インターフォンの前の鉢で咲くネリネの花はめずらしいのか見て通る人は多い。近頃の東京は5時を過ぎるとすっかり暗くなるが、鹿児島の日の入りはそれより45分ほど遅い。12月の22日が冬至である。
着古したカッターシャツが見当たらない。無断で捨てられたと疑った。心当たりはないという。あいまいな気分でいつかそのことさえ忘れていた。かなり経ったある日、それと色違いのシャツに袖を通している時に記憶がよみがえった。玄関ドアの金具で右腕あたりの部分に鉤裂きを作りシャツは自分で処分した。色違いの残っているシャツの存在で思い出すことができたのかそれは分らない。(写真は小平アートサイトから)
小平市の少年少女マラソン大会が28日(土)に中央公園で行われたていた。暖かい陽射しの午前中に「鉄棒ぶら下がり」に出かけて目撃した。3・4年生は1500mで5・6年生は2100mを男女別に走る。400mグランドの外周はカラーコーンで仕切られ、係り員が並んで外周の半分は一般通路だ。30年以上も前に小6の娘を応援した時のことがよみがえった。まだ中央公園ができる前のことだ。
その日の午後は、昼食が目的で武蔵野美術大学(MAU)に出かけた。一般人でも自由に出入りできると聞いたからだ。学園祭以外に食堂に入るのは初めてのことだ。守衛所の前を無事に通過する。メニューはどれも格安でビーフシチュウはお勧めだ。食後は隣りの美術館に足を運ぶ。11・24~12・19まで「助手展」と「池田良二展」が開かれていて入館料は無料だ。助手展は50に近い作品が並ぶ。池田良二教授は1947年生まれの銅版画家である。駆け足で鑑賞したが期間中また出かけることになるだろう。