引きこもりの経験がある人たちを積極的に採用している「屋根ふき会社」を紹介した民放のニュース番組はグッと胸に迫るものがあった。炎天下に高さ10mの屋根の上での作業は過酷なものがある。番組は男女それぞれ一人を紹介していたが、自立の目途が立ち、ひかえめな喜びが伝わる。悩みを深く経験してきた人たちだけに簡単にやめることはないと社長は語っていた。
8-23毎日新聞夕刊で探検家であり医師でもある関野吉晴氏の近況を知った。1949年生まれで武蔵美で文化人類学を教え現在は名誉教授だ。03年に都内の「皮なめし工場」において無給で1年間働いた記録を一冊の本(非売品)にまとめた。少数派の視点で文明や社会を見つめ直したいという。鷹の台駅前通りの関野吉晴・屋外写真展は期限がとっくに過ぎても写真は壁に貼りついたままだ。この状態が続くことは町の人の願いだろう。
これまでの物置はシャッタータイプだった。プラスチック製で劣化が進んで上下に開閉できなくなった。これまで店頭で物置をそれとなく物色していたがなかなか適当なものが見当たらない。こういうときこそパソコン検索ということに気づき、さっそく選んで注文すると、すばやく品物が届いた。これまで使っていたタイプの物置はネットのカタログに全くない。今回の物置は扉式でスチール製である。新潟県三条市で作られていた。
ジグソ―パズルやプラモデルにはなぜか縁がなかった。おそらく物置の組み立てはプラモデル作りの気分にも似ているのだろう。地枠に側板を取り付ける初期段階では手助けが必要だが、その後は一人で大丈夫だった。取付穴に徐々にねじ溝を作りながら締めるためのタッピンねじと呼ばれるねじがあった。その必要性をまるで理解できなかったがとりあえず完成した。これまでより縦長になった。古い物置処分のため粗大ごみ回収の手続きをせねばならない。