玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

*バタフライガーデン

2024年11月07日 | 捨て猫の独り言

 自宅から東西南北にコースを定め2週間おきぐらいに歩き回っていたがいつのまにやら、その計画から遠ざかっていた。体重減少を遅らせようと、自室で始めた筋肉トレーニングも時おり思い出したようにやるだけだ。体育館のトレーニング室に出かけることを勧められているがどうもその気になれない。唯一続けているのはラジオ体操だけだ。継続は力なりというがなかなか難しい。

 秋晴れのある日、久しぶりに東へ2時間散歩に出かけた。登山靴をはいてリュックを背負って玉川上水の緑道を小金井公園を目指す。公園の直前で、予定を変更して格安スーパーに立ち寄り折り返すことにした。この遠出に少しの意味を持たせたくて、リュクに安く手に入れた1800mlの紙パック焼酎を入れた。

 玉川上水緑道を歩くとき、いつも思い浮かべるのは玉川上水を愛する鈴木忠司氏のことだ。私が出歩かないせいか最近お会いしてない。玉川上水の桜橋には西武多摩湖線の踏切がある。ここは鈴木氏が生まれ育った場所でもある。かつてここには桜堤駅とそのすぐ北に小平学園駅があったが、現在は廃止されてそれら2つの駅の中間地点に一橋学園駅ができている。

  

 鈴木さんが関わった自生野草保護観察ゾーンは、桜橋を起点に上流の小川水衛所までの五日市街道沿いにある。ここは手入れが追いつかない様子だ。鈴木さんがオープンギャラリーを終えたあとに企画したのが桜橋のバタフライガーデンだ。第1日曜日には有志がガーデンに集まるという。この日の散歩の往復の途中で目にしたバタフライガーデンはよく手入れされていた。それを見て鈴木さんが今でも元気で玉川上水を歩かれていることを確信した。

 

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