地中海を西に向かい、ジブラルタル海峡を通過してイヨイヨ大西洋に出た。北西アフリカに位置するモロッコのカサブランカに入港したのだ。船上で放映されたシネマ「カサブランカ」の地である。ラバトやカサブランカ観光で丸2日を過ごした。(寺院と青空)
アラビア文化に多大な影響を与えたのはイスラム教で、アラビア半島から東西に広がり、北アフリカ、イラン、インド、中国、東南アジア、サハラ以南と民族を超えて広がった。北アフリカに到着以来ラマダンが続いている。(伽藍の中は王侯の柩?コーナーでコーランを唱える声が低くこだましていた))
上陸説明会では観光客といえども女性は素肌の露出度を考慮する。カメラを向ける際は了解を得る(特に女性)。旧市街や市場ではスリに用心。通常の商店、レストランは夕刻から。アルコールを扱うレストランは限られている等だった。(市場の裏で時間に合わせてコーランを唱え祈る人々)
イスラム圏では女性より男性のほうをより多く見かけたせいだろうか。それとも髭のせいでかヤッパリ男性の方が強く印象に残っている。頭髪も多く目の力が強いせいだろうか? ジェンダープログラムで日本では考えられない男尊女卑の風習を学んだせいだろうか?イヤこれはキット会話(アラビア語、フランス語)しなかったからだ。 人と人とはかくもコミニュケーションが大事なのだとつくづく思った。(城壁様の囲いの中には狭い通路と階段がうねり住居が建て込んでいた。通路はコンクリートのため犬猫の糞を踏みそうだったが、白壁が眩しかったー虫除けと聞いたような)