全トヨタ労働組合(ATU)

トヨタ自動車および関連企業で働く労働者の企業横断型労働組合です。一人でも加入できます。

IMF/ニュース記事 2006年11月30日の和訳

2006年12月02日 20時09分07秒 | Weblog

TMPCWAを支援する会から送られた資料の紹介です。IMF/ニュース記事 2006年11月30日の和訳です。しかし、ここに来て国際金属労連(IMF)とIMFJCとの落差を感じます。わがIMFJCがこのままだと労働者からも見放されてしまうことを憂慮します。

http://www.imfmetal.org/main/index.cfm?n=47&l=2&c=15122

IMF執行委員会開催

執行委員会は2007年の活動要綱を承認

ジュネーブ発: グルーバル階級危機の著者であり米国の経済政策協会の創設者
でもあるジェフ・フォーがジュネーブにおけるIMF執行委員会で演説し、世界の
労働組合に各国レベルで実行されるべきグローバル政治戦略の連携を行うことを
促した。

「我々は、国際通貨基金や世界銀行や国際労働機関によってではなく、人々が各
国の自分達自身の指導者に新しいグローバル政策を要求するときにのみ、公正な
ルールを得ることが出来るであろう」とフォーは述べた。

IMF執行委員会は、その11月度の会議において、2007年の活動要綱および予算を
採択した。執行委員会のメンバーはまた、12月11日にメキシコ金属・“鉱山”労
働組合(SNTMMSRM)との連帯行動を行うことを含めて、メキシコ政府に対する圧
力を増強することを決議した。

ヴィデオ会議によって、メキシコ政府から強制的に立場を奪われたSNTMMSRMのナ
ポレオン・ゴメス書記長が、メキシコで起きている苛酷な労働者の権利侵害につ
いて感動的なスピーチを行った。「北から南まで東から西までいかなる犠牲を
払っても、この闘争は勝利するであろう」とゴメス氏が付け加えて正義を喚起す
ると、スタンディング・オベイションが起こった。

執行委員会メンバーはまた、組合活動を理由に解雇されたフィリピントヨタ労働
者の職場復帰に向って引き続き闘っていくことを誓うと共に、フィリピンの進歩
的独立系諸労働組合との共闘にIMFの努力を拡大していくとの決定を採択した。

[2006年11月30日]KP

以上
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TMPCWAから

2006年12月02日 20時03分59秒 | Weblog

フィリピントヨタ労組(TMPCWA)のサイトの和訳の紹介です。支援する会からの提供された情報です。どうぞお読み下さい。

以下転載
TMPCLOとトヨタ経営陣および彼等のインチキ労働協約の異常性

去る2006年11月24日、私達は、TMPCLOが、トヨタ経営陣とTMPCLOのインチキ指導
部が合意したインチキ労働協約を批准するためとして、一般労働者の署名集めを
始めているという記事を、私達のホームページに掲載しました。御用組合TMPCLO
はまた、批准署名をしない労働者は締結記念ボーナスをもらえないというキャン
ペーンも行っています。

御用組合TMPCLOと経営陣は、2006年11月14日に全一般労働者の総会を設定しまし
たが、彼等はTMPCWAの組合員と指導者達が会場に入るのを阻みました。トヨタ経
営陣は、TMPCLOが確実に一般労働者の署名を集められるよう、生産時間中を利用
することを認めたのです。

去る2006年11月27日、トヨタ内部の私達の指導者達は、TMPCLOのある文書を入
手しました。その内容は、2006年11月24日にこのインチキ労働協約の締結が設定
されていることに関するものです。この文書はTMPCLOの書簡ですが、TMPCLO自身
の組合員から私達に手渡されたものです。

一体全体、御用組合TMPCLOは、御用組合とトヨタ経営陣の交渉団が正式署名をし
ていない労働協約に対する一般労働者の批准署名を、どうやって集めることが出
来たというのでしょうか。一体全体、労働協約の署名をしないのにどうして批准
を先にやるなどということが出来るのでしょうか。法的には、批准の前に、まず
先に両当事者が労働協約の署名をしなければならないのに、TMPCLOとトヨタ経営
陣の場合はそうではないことが起こっています。これは、労働協約の批准にも異
常なことが起こっていることを示しています。

御用組合TMPCLOとトヨタ経営陣は、労働協約交渉をあせっているだけでは足り
ず、労働者のマインドコントロールを図りTMPCLOの組合員にさせるために、労働
協約の批准にも違法なことをやっているのです。御用組合TMPCLOとトヨタ経営陣
は、労働協約の内容の背後に潜んでいる真実、とりわけ将来に控えている労働者
の大量解雇から目をそらせています。これは、妥協的協約、御用組合と貪欲な経
営陣の労働協約がまったくインチキなものであることを、明らかに示すもので
す。

以下は、TMPCLOのトヨタ経営陣宛て書簡です。
--------------------------------------------------------------
トヨタ・モーター・フィリピン・コーポレイション・レイバー・オーガニゼイ
ション

2006年11月24日

総合管理本部 副本部長 ホセ・マリア・アリガダ殿
人事部副部長 クリステイーナ・フェ・アレヴァロ女史 経由

トヨタ・モーター・フィリピン・コーポレイション・レイバー・オーガニゼイ
ション
(TMPCLO)委員長 ウィルソン・ロモトス発

組合離席願いの件

最近完了しました労働協約交渉に合せて、当組合の執行委員である下記のチーム
メンバーが、経営陣との同協約の正式締結に出席出来るよう、今夕2006年11月24
日(赤シフト/夜)、組合離席に入ることをお取り計らい下さるようお願い申し
上げます。

当該チームメンバーは下記の通りです。

1. ラミル・マイロム - MPD(訳注:製造計画部と思います。)
2. ジェイ・サグアン - 塗装
3. オルランド・ヴィレガス - 溶接
4. ロナルド・マナグイット - 樹脂
5. ミヒャエル・クイント - 品質保証部

本件に関する貴職の最大のご理解とご同意を期待しております。

委員長 ウィルソン・ロモトス発

以上
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12月になりました

2006年12月02日 19時15分46秒 | Weblog

暦を見れば、12月です。早いものです。私たちの労働組合、全トヨタ労働組合が立ち上がってもう1年近くたとうとしています。構成員こそ爆発的な増加はありませんが、様々な分野に私たちは影響を与えているようです。

12月になれば、やはり冬を実感します。風もやはり冬の北風です。1年の終わりにふさわしい時期です。これから年末まではあわただしく過ぎていきます。

団体交渉は11月29日のトヨタ自動車、11月30日のデンソー、そして12月1日のアイシンまで終わりました。あとは12月5日のジェイテクトを待つのみです。終わった段階で「オールトヨタの仲間第3号」を発行する予定です。

明日は、経営分析講座です。また報告します。

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