共同通信の配信記事です。
以下転載
一部製品開発計画見直し 品質維持でトヨタ、米紙
(2006.12.12)
2006/12/12 11:17
【ニューヨーク11日共同】トヨタ自動車が品質維持に向け、一部の全面改良車や新型車の投入時期を遅らせるなど製品開発計画を見直していたことが11日、分かった。同社の渡辺捷昭社長が米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)とのインタビューで明らかにした。
渡辺社長はリコールの増加に関連し「2カ月間の調査で十分な品質検査なしに発売を急いだケースがあった」と認めた。
このため、数年先の製品供給計画を再考。試作車による実験を増やすなど当初計画より品質検査に時間をかけることを決めたという。ただ、具体的な車種名や延期期間は明言を避けた。
( 共同通信 )
以上
この問題は、生産現場で3割を越える非正規の期間工の存在とも深く関わりがあるのではといわれます。もちろん、期間工の中にも優れた技能の人がいます。しかし、今のままでは技能の習得や警鐘は不十分でしょう。それが先日紹介した期間工の正社員化とも深い関わりがあるのでしょう。