かつてのトヨタ自動車の協力工場(協豊会)は西三河に集中立地していました。これはある意味では当然です。物流コストをかけないということです。
しかし、近年は関係会社は分散化しています。トヨタ自動車九州や北海道、あるいは岩手の関東自動車などなど。これらは1つの大きな工場ができると必ず周囲に関係工場が立地されます。
近年豊田市近辺から外に立地する傾向が出てきても、未だに西三河の工業生産高は高いです。それはキャパシティがまだあるからでしょう。
最近の特徴の1つに、奥美濃に協力工場がが建設されているということです。これは簡単です。伊勢湾岸・東海環状道路を利用して物流を図っているわけです。
すごいですね。すべての道はトヨタに通ずるのです。あのローマ帝国を彷彿しました。