全トヨタ労働組合(ATU)

トヨタ自動車および関連企業で働く労働者の企業横断型労働組合です。一人でも加入できます。

佐高信講演会近づく

2006年12月05日 21時07分43秒 | Weblog

佐高信さんの講演会が目前に迫ってきました。西三河の安城という町でやる企画ですが、十分にやる意味はあります。
 宣伝の方も、この間、JR・名鉄の刈谷駅頭でおこない、また2日間にわたって、JR安城駅周辺の住宅にポスティングをしました。日曜日の中日新聞の第2面には週刊金曜日さんの好意により広告宣伝もなされました。
 佐高さんが安城に来るよという話は、口コミでも結構伝わっています。しかし、それが会場への足を運ぶことと直接結びつくかはわかりません。やはり私たちがこれからでも声かけをしていかなくてはならないでしょう。
 これを読んでいる皆さんで、私たちと直接接点をもっていない皆さんも、ぜひ佐高信さんの講演会に参加してください。入場券がなくても、とうじつ現地で受付をしていただければ入れます。

12月10日(日) 午後1時30分

安城市民会館大会議室(3階) 市役所敷地内南側  駅より徒歩10分弱

※JR安城駅下車です。(新快速・快速停車駅)

改札を出て右に向かってください。
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大阪でのトヨタへの行動

2006年12月05日 20時55分40秒 | Weblog

トヨタへの行動は、東京や愛知がメインでなかなかほかの地域ではみられません。今回は、レーバーネットでも紹介された大阪でのトヨタに向けた行動の紹介です。
がんばりに敬意を表します。

以下PMCAWA支援する会のメーリングリストからの転載です。

大阪トヨタ自動車に、フィリッピントヨタ豊田不当解雇抗議行動おこなわれる。

 11月1日、大阪ユニオンネットワ-クの労働争議3件の当該企業に対する一日行
動がおこなわれた。

 福井県で研修生という名目で、中国人労働者を劣悪な労働条件で酷使している
企業の親会社である、SSKへの団体交渉申し入れで始まった。次に移動してこ
の間、架空販売で新聞紙上を賑わしている大阪トヨタ自動車に、フイリッピント
ヨタ問題への抗議行動を行った。そして最後に突如企業閉鎖を労働者に通告して
きた京ガスの実質上の経営企業であるダイダンへの抗議行動へと引き継がれた。
労働組合の団体交渉申し入れすら受け入れようとしないダイダンに参加した労働
者の怒りが噴出した。ダンダン本社は入り口での抗議行動の末にやっと申し入れ
書を受けと取ったのであった。現在の日本で日本、世界の労働者が置かれている
情況が痛感される一日行動であった。

 APWSL関西や、おおさかユニオンネットワークでは、関西でのトヨタ資本
に対するフイリッピントヨタ問題での抗議行動について検討してきた。ダイハツ
自動車など関連企業はあるものの直接の製造工場はないということで販売会社を
抗議先に設定してきた。この日の大阪トヨタ自動車、JR環状線福島駅近くにあ
る立派なビルであった。ときならぬ労働者の社前行動にトヨタ自動車は何事かと
いう対応であった。ユニオンネットワ-クでは事前に用意した文書

1、架空販売、粉飾決算の事実と責任を明らかにせよ。
2、フイリッピントヨタ労組に対する解雇と不当労働行為をやめよ。
3、企業の社会的責任を自覚し、まっとうされたい。

を手渡す段取りになっていた。

 抗議行動の中で大阪トヨタ自動車に責任者を出すように申し入れた。そして出
てきた所長にトヨタへの抗議行動にきたので話し合いの場を持つようにと持ちか
けた。当初、そういうつもりはないと、当惑した顔で抗議団を眺めていた所長は
思いの外「話し合いますので3名の代表を出してください」と言い出した。こち
らもエッと思いながらも「3名はすくないので5名はどうか」と応じたことであっ
た。しばらく渋い顔でまよった所長は終に折れてこれに応じた。交渉に応じると
のトヨタの対応に抗議団からドッと歓声が上がり5名が選ばれた。そして一階の
コ-ナ-にある会議室に通された。

 はじめにネットワ-クの申し入れ書を読むようにと手渡した。その時、レイ
バーフェスタの「3分ビデオ」撮影中の2名のカメラをかまえたメンバ-が部屋
内にいたことに気づいた所長は、「出てください、認めていない」血相をかえ
た。しかし交渉団の気勢に押されて渋々と同席をみとめることになった。所長は
話し合いには応じたが、架空販売については警察が入っており、これに委ねてい
るので皆さんにお話することはない、という対応に終始した。交渉メンバ-、
「知らない」という対応であった。トヨタは世界的な企業であり今フイリッピン
トヨタの解雇と不当労働行為については、ILO勧告もなされIMFも世界的な
抗議行動が行われており、知らないでは済まされないと抗議を行った。

 最後に、おおさかユニオンネットワ-クの代表で、全港湾大阪支部の加来代表
より「コンプライアンスということについてどう考えているのか」と鋭く問いだ
された。これに対しても沈黙する所長に抗議団は、トヨタは世界的な企業であ
り、国内的にも海外においても法を尊守するということが今問われていることを
強調した。

抗議団は必ず今回の申し入れについて本社に報告するとともに、回答をユニオン
ネットワ-クに出すとともに今回の抗議行動について必ずトヨタ本社に報告する
ように申し入れた。こうして交渉団は大阪トヨタ自動車との話し合いを終え、抗
議集会に戻り交渉内容について報告を行った。そしてフイリッピン労組へのトヨ
タの不当労働行為に対する世界的な抗議に連帯し、日本での取り組みを強めよう
と締めくくった。

以上
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欧州でのトヨタ

2006年12月05日 20時48分40秒 | Weblog

海外でのトヨタの課題の1つとしてあげられるのがヨーロッパでの位置です。北米や東南アジアほどの収益率はありません。ロイター紙は以下のように伝えています。

以下転載

トヨタの欧州での営業利益率は4%強、北米は9%=独紙

 [フランクフルト 4日 ロイター] トヨタ自動車<7203.T>の欧州部門、トヨタ・モーター・ヨーロッパの荒島正社長は、欧州部門の営業利益率が北米部門の半分であることを明らかにした。
 荒島社長は、4日付フランクフルター・アルゲマイネ紙とのインタビューで、北米部門の営業利益率がほぼ9%であるのに対し、欧州部門の営業利益率が「4%強程度」であると述べた。この数字の報告期間や将来の目標については具体的に言及しなかった。
 同社長は、欧州と北米部門の利益率の差について、「ヤリス(日本名ヴィッツ)」や「アイゴ」といった小型乗用車の収益性が、米国で人気の、モデルチェンジしたフルサイズのピックアップトラック「タンドラ」のような大型車種と比べて低いことが主な要因としている。
(ロイター) - 12月5日6時37分更新
以上
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