アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

西洋シャクナゲ - リトルワールド

2019-05-07 17:59:56 | みんなの花図鑑

シャクナゲの花を見ていると、ツツジの花に似ているなと思うときがある(◞‸◟)





日本シャクナゲと西洋シャクナゲ、一番わかりやすい区別点は 葉だそうだ。
日本シャクナゲの葉は、裏側が茶褐色で、うっすら毛があり、葉の両端が裏へ丸く反っています。
それに対し、西洋シャクナゲの葉は、裏側が緑で、形も平らです。(青巖寺ブログ)





西洋シャクナゲの大きな蕾です。





ツツジとシャクナゲの違いは、葉に繊毛があるがないかの違いで、繊毛があるのがシャクナゲ、ないのがツツジと大雑把に区別できるという。(gooブログ「モノトーンでのときめき」より)




シャクナゲ (石楠花、石南花) は、ツツジ科ツツジ属シャクナゲ亜属の低木の総称で、亜寒帯から熱帯の高地まで広い地域に生息し、ツツジ属のうち常緑性のものを指すのでその品種数はかなり多いという。(同上)





こちらは 他のより遅咲きの株です。




くちゃくちゃと萎んでいた花弁。これから 皺を伸ばして開きます。




エニシダ - リトルワールド

2019-05-07 11:20:27 | みんなの花図鑑

エニシダ属:アジア西部からヨーロッパ、アフリカの温暖な地方に30種あまりが分布している。(wiki)




花は良く分枝した枝の葉腋に咲くか、総状花序を作り、一つの花は小さいが、非常に多数の花が開花する。(同上)





原則として黄花だが、白花もあり、交配種には、赤・牡丹色・ピンク・オレンジ色や、それらと黄色の複色花になるものもある。(同上)




果実はさやえんどうそっくりだが、熟すと真っ黒になる。
エニシダ : この種は成熟すると殻が激しく爆発することで遠くへ飛んでいくことが知られている。時には15mほど飛んでいくこともある。(以上、wiki 「エニシダ属」より)


黒くなったさや(2011年6月26日 リトルワールドにて)




エニシダの名は ラテン genista から転じたスペイン語イニエスタ(hiniesta)から。(大辞林 第三版の解説)
「エニスタ」が「エニシダ」に変化したのは 植物の「シダ(羊歯)」の名が影響したと考えられている(語源由来辞典「エニシダ」)



漢字で「金雀枝」とか「金雀児」と書くのは、黄金に近い黄色の花を咲かせるためであるが、紅班のある花や白花もある。(同上)





カロリナポプラ - リトルワールド

2019-05-07 09:31:30 | みんなの花図鑑

この地方で ポプラの木はめずらしいと思います。リトルワールドをつくるときに 植栽されたものと思います。でも ここはヨーロッパの館がある場所なので、ポプラの木があっても 不思議ではないんです (^^ゞ
遠くに見えてるのは アルベロベッロの住居です。




そして、こちらの写真のバックは ドイツ館。
ちゃんと 樹名板がかけてあります。
カロリナポプラ(Carolina Poplar)はヤナギ科。
樹名板の上のほう、小枝の付け根に 何やら白いものが。柳絮(りゅうじょ)でしょうか!?




近づいてみると、綿毛ではなく、液体のようです。樹液でしょうか?




「カロリナポプラ 樹液」で検索しても 何もヒットしません。
樹液ではなく、カエルの卵 みたいな泡かも知れない。そう思い「カロリナポプラ 泡」で画像検索すると、「松の葉に泡が・・・」というブログ記事がヒットしました。
この記事は 松の木ですが、ヤナギ科の木にも虫が泡の中に巣食うのでしょうか?




ここまで調べて、「この木なんのき掲示板」にお尋ねしたら、間髪おかず お答えが返ってきました。

「アブリルさん、こんにちわ。
 これは樹液ではなくアワフキムシの一種だと思います。
 この仲間に限らずムシはよく木につきます。我々も含め植物に育てられてるって気がよくしています。」



ヤナギのばあいは シロオビアワフキの幼虫が巣食う場合が多いらしいです。
「ヤナギ、マサキ、クワなどに寄生して、このようなアワをつくっています。」(ずかんのぺーじ




ま、再訪して 虫を見てみたいとは思いませんけど、虫に好かれるポプラの木なんですね。