アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

マンテマ - 川島河川敷公園(矢作川)

2019-05-26 12:13:53 | みんなの花図鑑

マンテマは ナデシコ科マンテマ属。





ヨーロッパ原産の一年草で、日本では江戸時代に観賞用に持ちこまれ後に逸出し野生化し、本州中部以南の河川敷、市街地、海岸などに見られる外来種となっている。 (wiki)





花期は春から夏で、茎の先端に直径 1cm の暗赤色で縁の白い 5 弁花を一方向に向けて着いた短い穂を出す (同上)





基本種はシロバナマンテマ。(同上)





「マンテマ」とはどういう意味か?
渡来時の呼び名「マンテマン」が略されたのではないかとか、由来はよく分からないようです。
由来は分からないが、なんだか、良い語感の名前です。
「マンテマ」と聞くと、私は
 ♪ イィヨー、マンテ~~~♪  (イヨマンテの夜)
という昔日本で流行った歌を口ずさみたくなります。
 ♪ いぃよ~、マンテマ~~~♪
なーんちゃって )^o^(




センダン - 矢作川(岡崎市)

2019-05-26 00:50:32 | みんなの花図鑑

矢作川河川敷のセンダンの花と葉です。
このように 壮年期の葉には 鋸歯がありませんが、生えたての頃は 鋸歯があって趣きがだいぶ違います。




そして、花ですが、今年枝の葉の付け根から花軸を出し、紫色の小さな花を円錐状に沢山つけて咲かせます。





「樹の梢にもやがかかったように」咲く(さるブログ図鑑より引用)





センダンの花を特徴づける紫色の筒状の部分は 雄しべが合生したものなんです。(「合生」なんて表現 はじめてみました ^^)




雄しべは10個。紫色の花糸が合着して雄しべ筒をつくる。雄しべ筒の内面には白い毛が生え、先端は細かく切れ込み、内部には黄色の葯がつく。(松江の花図鑑)





雌しべは1個。雄しべ筒より短い。花柱は円柱状で、柱頭はまるい。(松江の花図鑑)
この画像では、ちょっと見えないですねぇ
(ひとつ前の写真の 右上に中が見える花があります)





果実は核果。10〜12月に黄褐色に熟す。(中略)果実は葉が落ちたあとも枝先に残っていることが多い。(同上)
去年の果実が 2つ まだ枝に残っています。





エノキ - 矢作川(岡崎市)

2019-05-26 00:18:49 | みんなの花図鑑

エノキの実って、こんなに大きかったっけ?!




標尺がないので 長さが分かりませんが、ナンテンの実ぐらいありそうです。





調べると 果実の大きさは 直径約7mm、中の種子は 径約5mmとありますから、たしかにそんなもんです(テキトーでスミマセン m(_ _)m)





エノキの果実は食べられます。
「10月頃に赤褐色に熟す。昔は子供のおやつにされていた。」(樹木図鑑 - 木のぬくもり)





まあ、種子が果実のほとんどを占めるので、果肉の部分はほとんどないみたいだけど、これだけ鈴なりだと、秋に赤く熟すころは壮観だろうね )^o^(





ニワウルシ(シンジュ)‐ 矢作川(岡崎市)

2019-05-26 00:06:26 | みんなの花図鑑

wikiにも 「ニワウルシ」で載ってるのですが、私は このきなんのき掲示板で この木を教わったとき、「シンジュ」で教えてもらいました。





ニワウルシは 葉っぱが ハゼノキなどウルシ科の葉に似ているからついたんでしょうが、「ウルシ(ウルシ科)とは全くの別種」( wiki )です。ニガキ科の樹木です。





最初に教わった 「シンジュ」のほうは シンジュ(神樹)は英語名称の"Tree of Heaven(天国の木)"、ドイツ語名称のGötterbaum(ゲッターバウム:神の木)の和訳による。(wiki)





ニワウルシは雌雄異株。
そうすると、この花は 花粉を付けた雄しべが目立つから、雄花で、この株は 雄株でしょうか??





簡単には決めれません。雌花でも 10本の雄しべをもっていて、雄花と同じような恰好をしているのです(雌花のおしべは 退化していて弱弱しいということですが)。
もうしばらくすると、果実(翼果)が付くので、紛うことなき 雌株なのです。