アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ムラサキツメクサ - 豊田安城自転車道

2019-05-17 17:30:41 | みんなの花図鑑

野草シリーズ、第3弾は ムラサキツメクサ(アカツメクサ、赤クローバー)。




赤クローバーの名からわかるように、土壌を肥沃にする空中窒素固定作用から 緑肥として利用されてきました。
種小名の pratense は「牧場に見られる」の意のラテン語である。(wiki)





wiki によると、「ハーブとして多用される。(中略)また、咳止めや口内炎の痛み止めに効き、服用すると気管支炎、湿疹、外傷、るいれきに対する治療効果があるとされる。実用的なうがい薬としても使用できるとされている。」





いかにもマメ科といった蝶形花が球形に集合しています。




ヒルザキツキミソウ - 豊田安城自転車道

2019-05-17 17:17:59 | みんなの花図鑑

樹の花ばかり、つまり、上を見上げて撮ってばかりいたら、草地に咲いている野草が目に入らなかった。





ヒルザキツキミソウ、またの名を 「モモイロヒルザキツキミソウ(桃色昼咲き月見草)」。
アカバナ科マツヨイグサ属。
ツキミソウは 属としては「マツヨイグサ属」なのだ。




マツヨイグサ属には 黄色以外の白、紫、ピンク、赤といった花を咲かせる種もある。標準和名では、黄花を咲かせる系統は「マツヨイグサ」(待宵草)、白花を咲かせる系統は「ツキミソウ」(月見草)と呼び、赤花を咲かせる系統は「ユウゲショウ」(夕化粧)などと呼んで区別している (wiki)





単に 「ツキミソウ」というと、「花は夕方の咲き始めは白色であるが、翌朝のしぼむ頃には薄いピンク色となる。」(wiki) 花のことだが、この花は 昼咲いて ずっとピンクの花だから、咲き方が まるで違う。




ナワシロイチゴ - 豊田安城自転車道

2019-05-17 16:54:16 | みんなの花図鑑

フェンスに絡まってるスイカズラを撮影していたら、足元に ナワシロイチゴの花が。





蕚は開いて反り返るが、花弁は開かない。
閉鎖花というのかと思ったら、それとも違うようだ。

閉鎖花とは:
花冠の一部または全体が開かず、同一個体で自家受粉する現象
(閉鎖花のいろいろ)




閉鎖化を咲かせる植物には ホトケノザ、タツナミソウ、ミゾソバ、ヤブマメ、ヒメハギなど「日本では、閉鎖花は11科14属19種に見られるということです(牧野富太郎博士による)。」(同上)





花弁は開きませんが 「花弁の先から雌しべの柱頭がのぞいている。」(松江の花図鑑)とあります。




センダン - 明治川神社(安城市)

2019-05-17 11:22:08 | みんなの花図鑑

豊田安城自転車道沿いの明治川神社のセンダンの花が もう咲いていました。





「もう」といいましたけれど、「5-6月頃に、若枝の葉腋に淡紫色の5弁の花を多数、円錐状につける。」(wiki)とあるから、適期なのか (^^ゞ





花にはアゲハチョウ類がよく訪れる。(wiki)





私もとても好きな花で、この時期になると、良いアングルを求めて 毎年トライするのだが、なかなか満足のいく画像が得られない。




そうこうするうちに、果実の時期に移ってしまう。

果実は果肉が少なく核が大きい。たまにヒヨドリなどが食べに訪れる。しかしサポニンを多く含むため、人、犬が食べると中毒を起こし摂取量が多いと死に至る。(wiki)






ヒトツバタゴ - 安城デンパーク

2019-05-17 10:14:59 | みんなの花図鑑

ヒトツバタゴも開花期間が短いですねぇ





安城デンパークには 「なんじゃもんじゃの森」があるくらいヒトツバタゴがあちこちにあるのですが、
ナンジャモンジャの森のほうは 花がもう終末期。
これは 花木園のほうのヒトツバタゴの木です。5月12日と13日に撮影しました。





ヒトツバタゴによく似た木に、アメリカヒトツバタゴという木があるらしい。やはりモクセイ科で、アメリカヒトツバタゴの方が花が長く大きいようです。




そういえば、白花のトキワマンサクなんかも、(実物を目の前にすれば間違えることはないけれど、)花の部分だけを切り取ると ちょっと似ていたりしますね。





こうしてみると、各地のヒトツバタゴ 皆、平年というか順調に開花したように思えます。
唯一、小牧の自生ヒトツバタゴだけが 今年は遅かった気がします。
その天然記念物のヒトツバタゴも 今はもう咲き終わっているのでしょうか?




エゴノキ - 安城市EB

2019-05-17 09:54:20 | みんなの花図鑑

これは 5月11日に撮った エゴノキ です。個人宅の道沿いに植えてありました。





ハクウンボクというエゴノキに非常によく似た木がある(両方とも、エゴノキ科エゴノキ属)のですが、ハクウンボクの葉は もっと丸かったと思います。





あと、枝から花へ伸びる小花柄の長さが、エゴノキは2~3cm程と長い花柄なのに対し、
ハクウンボクの小花柄は 1cm以下と短いので、その点でも区別できるとか。





それと、ハクウンボクは もっと房状になって咲きますね

花だけ見ると、ウツギ(卯の花)も似ていますねぇ (´v_v`)