アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

スイカズラ(雌しべ)‐ 安城市HG

2019-05-19 18:16:17 | みんなの花図鑑

スイカズラの 別名は 金銀花。
ニオイバンマツリは 花の色が 紫から白へと変化するが、スイカズラは 咲き始めは白で 終わりは黄色(金色)。





このスイカズラのめしべの柱頭って ご存じ?





スイカズラのめしべの柱頭は何色っていうの?
若葉色? 抹茶色? まあ、とにかく見てやってください。





なめ茸みたいな恰好をしているんですねぇ





それにしても、長い花柱と 大きな 柱頭です。





おしべとめしべの高さは 同じくらいだ。



ニオイバンマツリ - 岡崎市UT

2019-05-19 17:46:02 | みんなの花図鑑

ご近所の電気屋さんのニオイバンマツリ。
車で通りがかったとき、遠目では満開のように見えたが、実際は 盛りを過ぎて 葉弁が傷んでいる花が多い。





ニオイバンマツリ、学名:Brunfelsia (Brunfelsia australis)
なんと ナス科の植物なのだ。





咲き始めは 紫色、だんだん白くなる。





ニオイバンマツリは漢字を当てると「匂蕃茉莉」。
匂は芳香、蕃は外国、茉莉はジャスミン類のことを指し、通読すると「香りのする外国のジャスミン類」となりますが、ジャスミンの仲間ではないのです。





香りは夜に強くなるといいます。




クレマティス - 岡崎市UT

2019-05-19 17:24:46 | みんなの花図鑑

近所の電気屋さんの店先の クレマチス です。
実は バックにぼんやり写ってる ニオイバンマツリ を撮らしてもらいに行ったんです。
隣り合わせにあったので、ついでに パチリ してきました。




直前の「クレマチスのドクターラッペル」は花屋さんでも普通に流通している品種ということでしたが、ならばこの紫のクレマティス、それよりもっとよく見るような気が (^^ゞ





ふつう園芸店で売っているクレマティスは、テッセンとカザグルマを交配してヨーロッパで作られたということです。
写真のは 6弁(花びらではなく、萼片が6枚)なので、テッセン系の交配種なのでしょうか。





クレマティスの花後です。




では、これは?
クレマチスは花が終わると剪定するので、花のあとはあまりのこりません。
でも、剪定せずに放かっておくと、綿毛ができるんです。




クレマティス - 安城デンパーク

2019-05-19 16:55:24 | みんなの花図鑑

上の花は クレマティスでしようか、
それとも テッセンでしょうか、
あるいは 花弁が8弁あるから カザグルマでしょうか?
場所はデンパーク、花木園のアキグミの後ろにひっそりと(地面を這って)咲いていました。





てっせん と かざぐるま について このような回答が知恵袋でベストアンサーにえらばれてました:

中国の野山に自生していたのが「てっせん」で花弁は6枚です。
日本の野山に自生していたのが「かざぐるま」で花弁は8枚です。
(中略)
「クレマチス」はそれを海外で園芸的に交配してキレイな花が咲くように
改良したものです。(「テッセン」と「クレマチス」は・・・




この説で行くと、8弁花だから、少なくとも「てっせん」ではない、ということになりますね。
カザグルマでしょうか、それとも クレマティスでしょうか?
ここまで調べて、デンパークさんに メールで問い合わせました。
「これは カザグルマですか? 」




答えが返ってきました。
「ご質問の植物は、クレマチスのドクターラッペルと言う園芸品種でございます。
花屋さんでも普通に流通している一般的な品種でございます。」
(あれ~、文体が変わってる。。。)

Clematis 'Doctor Ruppel'
系 統:早咲き大輪(パテンス系)
開花期:5から10月
花 径:14から16cm
草 丈:2.5から3m
咲き方:旧枝咲き