アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ライラック - へきなんたんトピア

2019-05-10 19:10:46 | みんなの花図鑑

モクセイ科で思い出しました、このライラックも モクセイ科でした。属は違いますけど。





ふつうに ライラックとか フランス語の「リラの花」って呼んでます。和名は 「ムラサキハシドイ」って聞いたことのない名前、ちゃんとあるんです。





5月5日に リトルワールドのライラックに出会ったのですが、時すでに遅し。傷だらけでしたので、4月23日に撮っていた へきなんたんトピア のリラの花。





リラの花とか ムラサキハシドイ というと 紫の花のライラックを思い浮かべますが、モクセイ科ですから 白のリラの花もキレイですよね。





一般にイボタノキを台にしてライラックの枝を接いだ接ぎ木苗が広く流通しています。時折、台木にされたイボタノキが枝を伸ばすことがあります。(ヤサシイエンゲイ「ライラックの育て方」)




イボタノキ - 安城市EB

2019-05-10 18:16:14 | みんなの花図鑑

モクセイ科といえば、このイボタノキの花もこんな白い特徴ある花だ。





樹皮についたカイガラムシの1種が蝋物質を分泌し、塊になったものをイボタ蝋という。イボタ蝋は融点が高いので夏でも溶けることがなく、現在でも製品化されている。戸のすべりをよくするために敷居に塗ったり、家具のつや出しに使ったりする。(だんじりのまち大阪府岸和田市の樹木図鑑)





イボタノキと同属のイボタノキ属でよく見るものに ネズミモチやトウネズミモチがある
4枚の白い花弁、雄しべが2本、雌しべ1本は どれも同じだが、イボタノキの葯は大きくてやはり目立つ (神戸の花と木(今の花と木の様子))





イボタノキの実は 黑っぽいネズミモチの実そっくりだ。




ヒトツバタゴ - 岡崎市わんPark

2019-05-10 17:41:04 | みんなの花図鑑

モクセイ科のヒトツバタゴです。





モクセイ科の果実というと、ヤギの糞みたいな興ざめな実が多いけど、花のほうは たいてい白くて人目を惹きます。




日本での自生地は、東海地方の木曽川流域と長崎県対馬だけ。環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。





おとなりの韓国では、ヒトツバタゴが多いらしい。




わんParkの駐車場に 3本だけ植栽されていた。うしろの山の黄金色は シイの花。


ヤブデマリ - 岡崎市わんPark

2019-05-10 13:55:02 | みんなの花図鑑

わんPark(岡崎市こども自然遊びの森 わんPark)へ久しぶりに行ってきました。同じ岡崎市内でも 私の住んでいるところは 西部(安城台地のはずれ)で、わんParkは 東の山間部です。公園の入り口にあるヤブデマリです。





ガマズミ属ですが、ガマズミの花と違い、「花序の中心部には小さな両性花が多数つき、そのまわりを直径2〜4cmの白い装飾花がとり囲む。」(松江の花図鑑)
ガクアジサイみたいです。




白い装飾花が まるで蝶のようです。




ガマズミの実とそっくりの実をつけます。

ヤブデマリ(果実)‐ わんPark




ヤブデマリは日本原産。これを改良したのがオオデマリ だそうです。