ヤブデマリなんですが、ガクアジサイにそっくりと思われませんか ('_')
中心に 小粒の両性花。周囲を大きな花びら(萼片)の装飾花が取り囲んでいます。
↑ ね、そっくりでしょ(^_-)
でも、ガクアジサイの装飾花は 4弁なんです。アジサイの別名に
「よひらの花」というのがあります。「四片の花」または「四葩の花」です。
対して このヤブデマリの装飾花は 5弁ありますが、その一枚が極端に小さいので、やはり4弁のように見えます。
なので結局、両方とも白い蝶がとまっているように見えるのです。
ヤブデマリの装飾花について 5裂したものとする表現もあります。(↓)
「花序の中心部には小さな両性花が多数つき、そのまわりを直径2〜4cmの白い装飾花がとり囲む。装飾花は深く5裂して平開する。裂片は1個だけがとくに小さい。」(松江の花図鑑)
ヤブデマリは Viburnum plicatum(ヴィブルヌム または ビバーナム) レンプクソウ科。
ガクアジサイは Hydrangea macrophylla ユキノシタ科(アジサイ科とも) 。
ヤブデマリを改良して オオデマリ(大手毬) が生まれました。
ガクアジサイを改良して アジサイ(紫陽花)ができました (#^.^#)