アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ベニバナトチノキ - 安城デンパーク

2019-05-12 20:56:42 | みんなの花図鑑

ベニバナトチノキ 'ブリオッティ'
ベニバナトチノキは、西洋トチノキ(マロニエ)とアメリカトチノキとの交配種です。




園芸品種の 'ブリオッティ' 'Briotii' は花色が濃く、公園などに多く植えられます。





日本には トチノキ一種が自生し、実をトチモチやせんべいなどに利用されています。

(以上、デンパーク《見ごろの植物》解説板より)




ナツグミ - 於大公園(東浦町)

2019-05-12 09:26:45 | みんなの花図鑑
グミ 2題(番外編)

番外編で、アキグミと同じころに咲く ナツグミです。




この写真は 4月下旬に撮ったものです。




姿かたちも、実の大きさも、花の咲く時期も似ているグミに トウグミ があります。





トウグミは ナツグミの改良種ですから、似ていて当たり前なんですが、葉についている毛が 星状毛か 鱗状毛かで区別します。

ナツグミとトウグミの毛




もっとも、わたしがそのことを質問したとき、掲示板の管理者様からこんなコメントをもらったことがあります。
「ナツグミ、トウグミを一生懸命区別しようとする人も多いですが、種ナツグミの中に、変種トウグミがあるという関係で、広い意味ではナツグミでよいと思います。トウグミは、仰る通り、葉表の毛が星状毛ならトウグミと呼び、鱗状毛なら狭義のナツグミですが、中間形もあるので、私は厳密に分ける必要性をあまり感じません。」(このきなんのき所長)




アキグミ - 岡崎市わんPark

2019-05-12 09:02:26 | みんなの花図鑑
グミ 2題(その2)

何度か投稿してますが、アキグミの樹形も葉も オリーブに似てるんです。




アキグミは 秋に実がなるから「アキグミ」です。でも、花は ナツグミと同じころに咲くんですね。




なが~い時間をかけて 大きな果実をつけるかと思ったら、グミの中では一番小粒のグミの実をつけるのが アキグミ。




ところで、オリーブの葉は オリーブの実より多くのポリフェノールが含まれていることが最近?判りました。葉のエキスに含まれるポリフェノール群は、赤ワインの2.2倍、緑茶の3.3倍にもなるそうです。(国民生活センター調べ)特に注目されているのはオレウロペインというポリフェノール。非常に優れた抗菌・抗酸化作用を持っているとされています。
アキグミなど葉っぱはどうなんでしょう?




ロシアンオリーブ - リトルワールド

2019-05-12 08:48:39 | みんなの花図鑑
グミ 2題(その1)

野外民族博物館リトルワールドにも 園芸コーナーがあります。そこで売ってたのがこの「グミ」の木。




そうです、「オリーブ」と言いながら、実は 「グミ」の木だったんです。





検索すると、
学名: Elaeagnus angustifolia
別名: ホソバグミ、ヤナギバグミ
科名: グミ科
分類: 落葉小高木
原産地: 中央アジア~東アジア
・・・
などと出てきます。(AUCUBA Garden「おすすめ植物 ロシアンオリーブ編」)




別名のホソバグミなどに感じがよく出ていますが、オリーブとは何の関係もないとはいうものの 葉のかたちが結構オリーブの葉に似ています。ので、紛らわしい。





ロシアンオリーブは、中央アジアの乾燥地帯でよく見られる植物です。(中略)果実は外見から想像が出来ないほど甘いのが特徴で、現地ではフルーツとして売られています。
原産国: バインゴリン・ウィグル
受粉株: 不要(雌雄同株)
(以上、marche aozora「ロシアンオリーブ(ヤナギバグミ)の種」より一部修正して引用)