![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/4c/6465fcf02e2132899d2bd0af0157c420.jpg)
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前回 安城市JJ地点のマユミ を観察したときは、同じ株に 雌花と雄花があるのを確認できました。
同じ日に、ここ安祥城址公園のマユミも観察してきたのですが、安城市JJ地点のマユミ と大いに異なる形態をしていて、現在 カオスに陥っています。
順序立ててお話しできる状態ではないので、とりあえず、10枚、順不同で お見せします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/02/48277fd3b56fcabf0aae671bd89aaa59.jpg)
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安城市JJ地点のマユミ のマユミのばあいは、ひとつの株に たくさんの雌花と 数少ない 雄花がありました。
ところが、ここのマユミの花は はっきり雄花、雌花と呼べない花 ばかりなのです。
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いちおう花には 2つのパターンがあります。
まず1つめのタイプの花は、この写真(↑)の中段の3つの花がそうなんですが、まわりの4つの雄しべの先が黒く勢いがなく、中央のめしべが おしべよりやや高めに立っているタイプで、強いていえば、雌花風の花です。
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2つめのタイプは 4つの雄しべの先が赤くはっきりしていて、中央のめしべがいくぶん背が低く元気がないタイプで、強いていえば、雄花風の花です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/be/0abefe22d5957c035aeee13f34525c9a.jpg)
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安城市JJ地点のマユミ のときは、はっきり特徴のある雄花と雌花が一つの株に存在し、雌雄の比率は
雄花:雌花 = 1 : 19
くらいで、圧倒的に 雌花が多かったです。
たいして ここ安祥城址公園の マサキ は 上記<雄花風>:<雌花風>の割合は 50 : 50 です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/ec/dd35ecf1104ea5e5a8c156343a606aef.jpg)
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ここの花は <雄花風>といっても おしべの葯が赤いのは別地点の<雄花>と同じですが、背が低いままなのです。中央のめしべと同じくらいのものが多いのです。
ここの花は <雌花風>といっても おしべを凌駕するほど めしべが大きくありません。
なんだか すべてが中途半端なのです。
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これなんか、<雄花風>というよりも、中央のめしべも元気なので、両性花というものがあるとすれば、そちらなのかもしれないと思えてきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/ac/193b5b65459f5ed111d971e8588539f7.jpg)
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まあ、手前の2つの花のように、雄しべの先に葯がついてなかったり、雌しべの花柱があきらかにおしべを凌駕していれば、これは<雌花>といってよいかもしれません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/ad/8538ed16e642b0958e38029221686260.jpg)
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問題は <雄花風>としたものの 中央のめしべが 周囲のおしべより背が高いものがあるということ、それが <雄花>というより ひょっとしたら<両性花>ではないかと思わせる形態をしていることです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/e9/7e12a4bf0cbeabbce63b12216722ab1c.jpg)
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仮に ここの花は <両性花>であって、雄しべ優勢の時期と めしべ優勢の時期があるのかもしれません。
しばらくたって 観察して見たら、何か分かるかもしれません。