アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ユスラウメ - 岡崎市MY

2019-05-27 21:08:15 | みんなの花図鑑






ユスラウメも子供のころは「ゆすらんぼ」といって 赤い実が熟すと喜んで食べた。




大きくなって、妻の実家の庭に ユスラウメ を発見して 喜んでとってきて、兄弟や おい・めいたちと食べてみたが、あまり甘くない。
あとになって判ったのだが、あれは ユスラウメではなく 「ニワウメ」だった。




ユスラウメ(山桃桜梅)
学 名:Prunus tomentosa
Prunus(プルヌス)は ラテン語の「plum(すもも)」が語源、tomentosaは  細綿毛のある、という意。





ゆすら梅の名は、木を揺すると、実が落ちることに因むとの説が一般的。



クワ - 岡崎市MY

2019-05-27 20:52:32 | みんなの花図鑑

昔は「桑」といえば、お蚕さんに葉を食べさせる「クワ」しかなかった。クワの実といえば、赤いのはまだまだ、真っ黒になって食べられるクワの実だった。





最近、緑地公園などに「ヤマグワ」というのが植わっている。見たところ、クワにそっくりだが、どうも ヤマグワの実は 花柱が果実になっても残っていて ツンツンしているからとても食べ難いらしい。





シリアに滞在していたころは 休みのたびに農園を散歩していた。ある安息日、散歩していると、背の高い(20mくらいある)桑の木の並木から、クワの実を採取しているところだった。地面にブルーシートを敷いておいて、なんと 長い竹ざおで 叩き落とすのである。





面白いのでしばらく見ていたら、採取を手伝っていた子供が 手のひらに乗っけて、私のところにもってきてくれた。
シリアでは ほとんどジュースにする。とても(砂糖で)甘くしてあり、私は飲まないが、有機栽培ジュースだ、好きな人は 複数ビン 買っていく。
21世紀初頭の話です。



タチヤナギ - 川島河川敷公園(矢作川)

2019-05-27 20:27:16 | みんなの花図鑑

川島河川敷公園に ヤナギの柳絮(りゅうじょ)を見に行った。





でもあたり一面 雪が積もったようには 降っていない。





といって、柳絮がまったくないわけではなく、歩いていると、雪の降り始めのように 高いヤナギの中から 雪がひらひら舞い降りてくるのだ。





その貴重な雪に向かって カメラを構えるが、あまりに小さくて、ピントが決まらない。
(一応中央に 一粒の雪が・・・)




チガヤ - 川島河川敷公園(矢作川)

2019-05-27 20:17:49 | みんなの花図鑑

イネ科のチガヤ。子供のころは 「ツバナ」と呼んでいた。




スイバ(すかんぽ)、ツバナなど名前を知っていたのは 皆 しゃぶったり、吸ったりしたからだ。





スイバは 子供のころは コジキノサトノキと呼んでいた。そのころは サトウキビを畑で作っていた。サトウキビのほうが 何十倍、何百倍も甘かった (◞‸◟)




ツバナも 綿菓子の貧疎な代用品だった。