適材適所という言葉が、人事のあとでしばしば使われる。
人が材料同様に扱われるようにも聞こえ、間に合わせで据えたことへの言い訳にも聞こえるので、気分のよい言葉ではない。
文化にも適所がある。
生まれる場所と生まれない場所がある。
芽を吹く雰囲気と、根付かせる土壌のないところに、文化は生まれない。
N町あたりは、文化の生まれ難いところ。
「明日の自分のためだけが今日することの精一杯」という人々が寄り集まって、わいわい言っている雰囲気で、ドジョウなど思いつきの文句でしかない場所では、文化の解体作業しかできないだろう。
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