今ではもうゼロを無概念という人はいないでしょう。
数値を全く使わない未開の人が、地球上のどこかにまだいるかもしれませんが、その人たちも、そこにあったものが目の前から消えてしまう経験はもつでしょうから、それがゼロだと言えば、そこで概念との結びつきはできます。
「約束」という、人間社会にとってだいじな概念をもっていない人たちがいます。
その人たちと何か約束を結び、それが守られるものという期待を寄せるのはまったく無意味です。
約束の概念をもたない人が運営する国とは、条約も覚書も交わす意味がありません。
紙に何かが書かれ、それに署名をするという儀式も、自分たちにとって都合のよい次に現れる状態への儀礼的行事でしかなくなります。
儀式が終わって結果が得られれば、その人達にとっては作られた議定書など紙屑でしかなくなります。
無概念はことがら自体がないのですから、それに理解を求めるほど無理解なことはないでしょう。
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