身に覚えのない請求書は、受け取った人の心を動揺させます。
心当たりのない架空請求は無視、相手にしないようにしましょう。
これが鉄則でも、しばらくの間は、また追い打ちが来ないかと気になります。
形のないゼロのものに値段をつけるのが架空請求ですが、たとえゴミであっても値段をつけるモノがあれば架空請求にはならないようです。
ゴミの量は山積みになっていれば計算ができますが、地中に埋められたものは計量も計算もできません。
この計り知れないということが、ある場合にはまことに都合がよく、億単位の値段をつけられることもあります。
掘り出したごみには通常再利用価値はないので、ゴミの値段は採掘搬出輸送費と引き受け側の迷惑料で決まります。
もちろん実際にはこんなばかげた作業は行われないので、この算定は想定価額になります。
実行の予定がなければ推定にもならず、あくまで想定です。
工費は計算可能ですが、迷惑料は何か指標を作っておいてその例に従うことになります。
ひとたび算定例を作って実行しておけば、実相場単価ができあがり、あとは量の算定次第でどんな額にも自由自在に"公正"な売却価格を算出することができます。
役所は悪事を働かないという常識に守られて、公有地は都合よく利用者が見つかっていくという、簡単かつ巧妙な仕組みが出来上がります。
機械にやらせれば、こういう便利な売買契約は成り立たないでしょうか。
非常識な入力を受け入れさせないためには、ここで、"公正"プログラマーの出番ということになりますが、また有識者を委員に仕立てた検定機関ができるでしょう。
ゴミは意外なところで立派に再利用されるのでした。
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