乗り物には、乗る楽しみと見る楽しみがあります。
見るよりも乗ったほうが実感を得られるのですが、乗り方にも移動手段としてではなく、ノリノリと表現されるような気分高揚手段もあります。
後者の場合は、乗り物でなく空気に乗ることになるのですが、空気のとらえ方、場の選び方に品性が現れます。
乗り好きの人が、ところかまわず空気に乗ってしまうと、失態、失言のタネをまくことになります。
就任後半年も経たないうちに大臣の座を捨てなければならない人もたびたび現れます。
乗り好きではなく乗っている人を引きずり下すことを楽しむ人もいます。
政治活動にも乗りは必要ですが、ノリだけに意識をとらわれる人やグループがときどき現れるのは困ったものです。
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