昨日の視覚のもじりのことから、ふと思い出したのが「おめもじ」という言葉です。
漢字では「御目文字」となるようですが、こうするとやわらかい感じが失われます。
この言葉には、やはりひらがなが合います。
「お目にかかる」と同義ですが、「おめ」は「お面」にかかっている気もします。
気おくれすることを「おめる」「怖める」といいますから、その意味もどこかにありそうです。
「お目にかかってもじもじする」では駄洒落の領域に入ってしまいますが、最初はおそるおそるお目にかかるという、そんな態度も言い得ているかもしれません。
「もじ」には文字だけでなく言葉という意味も含んでいます。
「おめもじ」は面と向かって言葉を交わすことのように思います。
一国の宰相が、他国を訪れることが大きく報じられるのも、会って話をする機会をつくることが、地球上に住む人間同士にとってどれほどだいじかということの顕れです。
自分の都合だけで特定の国だけにはのこのこ出かけて行っても、ほかとは遠吠えで騒ぎまくることしかしない宰相は、任期中の人気を持ちこたえるために、冠を自ら脱いでしまったあわれな辛い相の毎日を過ごしていかなければなりません。
自業自得とは言え、いかにもお気の毒なことと思います。
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