昨日は学友との会合で久しぶりに横浜に出て、往きの電車で、珍しく心地よい空気を吸うことができました。
向かいの列に座った、ちょうど定員の8人のうち、新聞3人、本1人、あの板チョコのようなものを目の前にかざした変な姿勢を見せる人がだれもいなかったのです。
神主さんがのりとを唱えるときのようなあの姿で、目の前にずらっと並ばれると、なんとも嫌な気分になるのですが、それがまったく見られず、普通であることが不思議に思える時間でした。
ああこういうこともあるのか、今日は好い日なのだと、降りてからの時間調整のための遠周りにも、足取りが軽くなるのでした。
本の奥さまが持っていたのは新書版でしたが、トートバッグから取り出すときに、引っ張ったのがしおりの紐で、しおりだけが脱け出てしまい、どこまで読んだか、どこから読むのか、しばらくパラパラとやっていましたが、間もなくたどり着いたようでした。
おかげで会の酒の味もよく、耳の遠くなった人の増えたのには閉口しましたが、賑やかで愉快な半日を過ごすことができました。めでたし、めでたし。
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