バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

仕事の終わり方

2009-10-20 16:36:02 | ライフスタイル
  朝7時から集中的に庭を片づける。これは山に入ってキノコ採る時と一緒で、やりだしたらどんどんミクロの視点で深みにはまっていく感じ。しゃがみこんでひたすら地面だけ見つめて突き進むと、ふと気づいたときには沢を降りてしまい皆とはぐれる、なんて危険は庭ではないけどね。取った草の山を一緒に眺めているバンよ、お前が草食動物ならよかったのに、と話しかけてもニコニコしているだけ。クヌギの木の下をやっつけ、家周りを終え、園路を片づけズンズン突き進むと大きな草の山が3つできた。時計を見るともう昼。さずがに疲れたから本日はここまでにしておこう。草をまとめて袋詰めするのは明日ということで。草取り作業の中で最もイヤなのは、最後の草片づけ。私がどんどん草とるから、誰か脇で草片づけてほしいーっていつも心で反芻してしまう。料理と皿洗いの関係かな。イヤだからとついさぼり、雨に当てると後の始末が悪くなるから、最後の一がんばりでやるしかないという駄目押し仕事。しかし今日はもう5時間も頑張ったし、明日まで雨降りそうもないから、明日袋詰めしようと思う。
 雑草回収には申し込んでからいつも数日かかるから、前倒しで電話だけしておくことにした。だいたいの数を見当で言うと、「枝の束が3つに、雑草は束で6つ、袋で4つですね。はい、では明日伺います。」えー。この一言で、もう一働きすることに。
 予定の数まで最後の一袋。最後の袋には落ち葉をどんどん詰める。落ち葉は軍手について袋に入れにくいナーと思っているそばから、次の落ち葉が先ほどの地面に。掃いても、また一つ落ちてくる。その先を見ると、一層落ちている。これこそ修行。どこで終わりとするのか、何でよしとするのか。結局俗人は時間で終わりとするのでした。