バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

ゲリラ豪雨に右往左往

2011-06-22 15:25:07 | ライフスタイル
 インターハイ予選を全て終了し車に乗る。道が混まなければ1時間半ほどで帰れる。
 帰路は順調なんだけど,利根水郷ラインを走行中,はるか前方でピカピカ稲光が!ナビで位置を確認すると,危ない雲の固まりは柏野田方面。これから向かう先。
 あれは落ちたな、って思える直線的な稲妻光線がビリビリする方にまっすぐ進む。でも雨は降っていない。このまま一気に行けば農道を抜けて7号に出て30分程度で帰れそうだから,劇裏道の農道を選択した。実はこの時ちょっと躊躇した。もしゲリラ豪雨で増水したら,田んぼ道は危ない。でも走り抜ければ10分程度。
 前方の雲はますます危なくなり、竜巻様にとぐろ巻いている。「このまま3人一緒に飛ばされて,着地したりして」などと車内の面々は馬鹿なこと言っているから、着地時に舌を噛まないように気をつけようと進言しようと思うが,口にせず。農道は通常混む事無いのに,途中で渋滞。田んぼに突っ込んでしまった車をレッカーしていて片側通行になっていた。事故車の脇を、気の毒にとチラ見しながら通り過ぎたその瞬間,いきなりの豪雨。前が見えない。前を行く車のテールランプだけがたより。この田んぼ道を進むと最後公道に出る直前、細い土手道を通る。そこはこの雨じゃダメだろうと思う。同じことを思ったのか前の車は突然左折。ここから公道を目指すらしい。振り切られないように付いていく。道が見えないから、とにかく必死で,ナビを確認することもなく、とにかく付いていく。冷静になればこの時7号線に入れたんだけど、どこで7号を越えてしまったのか。そうだ今思い出すと,必死についていく時,信号で振り切られないようにちょっと太い道を直進した。あの時だ、7号を越えたのは。どこをどう走っているのか何も見えないまま進むと、「16号だ!」ナビの表示を見て車内では安堵の声が。「とにかく大きい道に出ればなんとかなるよ。誰か助けてくれるからね」って言うけど、でも実はこの時私は少し不安があった。16号の理科大のあたりは水が溜まりやすいはず。
 結果その直後大水の中に突入し,右往左往することになった。前後は大水の島状のスペースで水が引くのを待つことに。警察官が出動していて、「今16号は行かない方がいい。こっちの道は微妙。」となんとも微妙なアドバイスがあり、出発するのしないのと迷い,決断し,ようやく帰宅。
 「無事帰れて良かった。」こんな一言が口々に出る。
 ナビは渋滞情報を示してくれる。同じ様に冠水情報がわかればいいのに。少なくとも土地の高低が色分けされていたらよかったのにとつくづく思ったのでした。すると助手席の方からは「次ぎ買うときは車高高い車にして。」
 次ぎはトラックにするかもしれない。