バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

やればやるほど、わからないがわかる

2012-06-07 14:17:11 | 
 裸婦デッサン、3回目の今日。
 行き当たりばったりでやりながらおぼえ、酸欠や過呼吸に気をつけながら続けてきた。
 デッサンを習うというより、油絵の為のデッサンを起こす気持ちで参加していた。今日は、そのようなよこしまな考えはやめて、デッサンそのものをやってみようと思いとりくんだ。
 今までやっていないことに挑戦。これまで部分を強調しすぎた嫌いがあるから、今日は画面に全身をとりこむこと。背面からのアプローチをやめ、前面や側面にも挑戦。いろいろ変化を取り入れたというよりも、一般的に皆がやっていることを一通り自分もやってみようと思った。

 1ポーズを60分。5分で一気に描くのとは違い、じっくりできる。
 結論を言うと、今日はサッパリだった。まず全身を入れようとするから、つまらない構図になってしまった。全身を収めるということは、体の動きを捉える練習になるはずだと思っていたけど、構図が気に入らないから気持ちが乗ってこない。

 60分を2回やったけど、2枚ともサッパリ。

 最後の講評では、「いつものやり方の方が良い。自分の良さは大事にした方が良い」とのこと。

 うーん、これは深い。
 とりあえず基礎を押さえる、全てやってみる、というスタンスよりも直感を優先した方がよい場合もあるということか。
 勉強もそう。基礎から徹底しようとやっていると、いつまでたっても先にいかない場合もある。