バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

最後に自分の言葉でまとめる

2013-08-29 20:42:30 | バネ
 夏期講習が昨日で終わった。
  
 毎年、夏期講習などの特別講習の時は、事前に受講生の課題と目標を設定しそれらを書き出し各人のファイルに綴じ込む。そしてそのファイルに個別の授業記録を残している。学習した内容。理解できなかったこと。定着不十分なこと。小テストの結果など。

 バネ始めた頃はこのような記録はそれほど必要でなかった。それはいちいち書き出さなくとも、ファイリングしなくても、誰に何を教えて、どれくらい理解できて、テストは何点で、だから次回はどんな授業が必要だということ、そんなこと忘れなかった。たとえ途中何日か休みが入っても。
 しかし最近は数日休みが入るどころか、前日のこと、もっというと午前中のことすら忘れてしまう危険性がある。だから些細なことでもメモをとらないといけない。手帳に予定を書き込む人を見て、「マメだな」と思っていたけど、最近それは忘れないためにやっているのだと実感するようになってきた。

 今年は同じファイルを生徒さん本人にも渡した。
 そのファイルにはこちらで設定した個別の課題と目標が書かれ、スケジュール表を挟み込んである。さらに、毎日の学習の記録記入用紙を綴じ込んでいる。何を学習したか。小テストの結果はどうだったか。授業の終わりに5分間の記録時間を取った。 
 浦島太郎自衛策のための記録ファイル、いわゆる先生のアンチョコみたいなものを生徒と共有するのはどうかな?と思っていた。しかし意外にも皆ファイルを大事にしている。みな大まじめに記録をつけている。学習内容箇条書きするだけでなく、覚えた解き方をまとめている子もいる。
 これはいいね。次の講習でも使おう。というより毎回の授業でもやろう。
 その日やったことを最後に自分でまとめるという行為。学習の定着が深まるではないですか。
 

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