午前中に、来月十日締め切り分の歌稿を投函してきました。今回は、発病から再々燃までをざっと駆け足で振り返った一連です。
詳細が分からないと、先生も添削しづらいだろうなぁ…とは思いますが。病気ネタに持っていくのは、一種スランプに近いですね(苦笑)。
四首目、連れ「ゆかれる」と携え「きた」という逆方向の補助動詞を同居させて良いものかとか、色々 気になっている点もあります。さぁ、どう返ってきますやら…。
バザー後の礼拝に見るわがコート買い手つかずに山に埋もれて
終点に倒れた夜に羽織りいしコートはベージュAラインなる
幻聴に引きずられ着く終点の駅に手招く「小諸のサムエル」
患いて親元に連れゆかれるに携えてきた憲司のCD
天井の木目模様のまがまがしく妄想さらに進みゆきたり
静養の家より隣市に移り住み親の見ぬ間に訪う母教会
「悪い弟子いる」と踊り場に吐き捨てる人を脇目に社屋を目指す
日曜のスタジオに籠るあの人の後姿に固唾を飲めり
鈍行に乗り七時間の道ゆきが再々燃の引き金となる
(2013年1月10日締め切り分、『樹海』2013年3月号掲載予定)
詳細が分からないと、先生も添削しづらいだろうなぁ…とは思いますが。病気ネタに持っていくのは、一種スランプに近いですね(苦笑)。
四首目、連れ「ゆかれる」と携え「きた」という逆方向の補助動詞を同居させて良いものかとか、色々 気になっている点もあります。さぁ、どう返ってきますやら…。
バザー後の礼拝に見るわがコート買い手つかずに山に埋もれて
終点に倒れた夜に羽織りいしコートはベージュAラインなる
幻聴に引きずられ着く終点の駅に手招く「小諸のサムエル」
患いて親元に連れゆかれるに携えてきた憲司のCD
天井の木目模様のまがまがしく妄想さらに進みゆきたり
静養の家より隣市に移り住み親の見ぬ間に訪う母教会
「悪い弟子いる」と踊り場に吐き捨てる人を脇目に社屋を目指す
日曜のスタジオに籠るあの人の後姿に固唾を飲めり
鈍行に乗り七時間の道ゆきが再々燃の引き金となる
(2013年1月10日締め切り分、『樹海』2013年3月号掲載予定)