
片渕須直監督
テアトル70周年企画
こうの史代原作
ほぼ原作通りの素直なストーリーで、佳い映画だったと思います。
何より、この映画の感動って、すず役CVの、のん(もと能年玲奈)の声の演技によるところが大きいんじゃないかな?
原作を読んでいたのだけれど、僕の感じるストーリーのクロックが、映画版は速い。よく言えば、テンポよく人を引き込んでいる感じなのだけれど、2時間エンタメとして成立させるためかな。
エンディングスクロールとその後のカットに注目と前評判で聞いていたけれど、なるほどd(^_^o)
晴美さんが亡くなるシーンの前後は、現在、戦乱状況にあるシリアを思い出しました。
尺の都合だろうけれど、遊郭の女性リンとの交流や、彼女まつわるエピソードがかなり割愛されたのは残念だったかな。
