通常、香港区議会議員候補者の大方は
香港政府に同調する親中派で占められ、
さらに議員の権限は「ごみの収集」など
日常生活関連の事柄に限定されているので、
いつもなら、
この区議会議員選挙の投票率は至って低いそうです。
しかし、半年に及ぶ香港政府との民主主義を巡る戦いの中で
香港市民たちは今回、
こうした「取るに足りない」選挙をも
自分達の意思を表明する機会と捉え、
投票するために並びました。
(これが本当の民主主義というものだよなあ)と泣けてきます。
日本の有様を思い、さらに泣けます。
しかし、日本にだって、
沖縄で踏ん張る県民や支援者達がいるし、
自分の持ち場で日々頑張っている人たちがどこの町にもいるのです。
泣いている場合ですかっての。
歴史的な投票率と香港メディア
2019/11/24 20:57 (JST) ©一般社団法人共同通信社
【香港共同】香港メディアは、24日の区議会(地方議会)選挙の投票率が1997年の中国返還後に香港で実施されたあらゆる直接選挙を上回る歴史的な高さを記録したと伝えた。
↓幼稚な子どものように政治音痴な若者の多い日本。
それに比べて香港の若者たちは、
香港社会が培ってきた民主主義に対する当事者意識を持ち、
自分の全存在をかけて守ろうとしています。
そんな若者たちの顔を見たら、言葉が出ません。