毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

6月14日 雨~ドクダミ~アゲハ

2023-06-14 23:17:27 | 裏庭

「どくだみや 真昼の闇に 白十字」

穏やかな五月が静かに去り、梅雨の時節になりました。

友人が川端茅舎の句をラインに送ってくれたとき、

ちょうど私の裏庭にもドクダミの花が開いていました。

2年前、近所の店の敷地に除草剤が撒かれ、

息も絶え絶えになったドクダミがかろうじて枯れ切っていなかったので

引き抜いて家に持って帰り、

裏庭の痩せた土をほじって埋めておいたのが、

今年になって開花したのです。

(ここで頑張ってみるよ)と言ってくれているようで嬉しかった...。

今日、ドクダミ茶を作ろうと根元から切って部屋にぶら下げたところ、

ぼんやりと年を経た部屋に鮮烈なドクダミの香りが漂い、

空気が浄化されたようでした。

曇り時々雨の一日でしたが、

雨が降り出したとき、グレープフルーツ(たぶん。食べた種から芽が出た)の葉に

アゲハが飛んで来ました。

産卵かなと思い、後で見てみましたが、一つも見つけられませんでした。

葉が濡れていたのがアゲハには具合が悪かったのでしょうか。

せっかく飛んできたアゲハさんには申し訳ないのですが、

もし卵を見つけたらすぐに取り除いてしまうところでした。

二律背反、しかし、

私にはグレープフルーツの木が育つ方がだいじなのです。

 

 

 

 

 

コメント (4)
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