少し前になりますが、曇り空の午後、
歩いて2分の河川敷にぶらぶら出かけました。
てきぱきとウォーキングする日除け重装備の女性、
ギャン泣きの子をプリプリ怒りながら担ぎ行く男性(たぶん父親?)、
歩いてんだか走ってんだか判然としない年配男性、
と、すれ違う人たちも風景の一部に感じつつ、
少し歩いては草に吸い寄せられて
しゃがみ込んで眺めたり、写真を撮ったり、
川のある広い空間のひと時を楽しみました。
(あれ、見覚えある草)と近づくと、やはりオオバコです。
子どもの頃、母が葉っぱを千切って揉み、
ほんの少し滲んだ汁を私の手に擦りつけた草だ、と半世紀以上前の事が蘇りました。
このオオバコ、楽天やアマゾンで健康食品として売られているんですね。
トカゲやヤモリまで売られているし、いや、どうしたん?みんな。
そんなにまで自然のないところに住んでいるんですかね。
そんなとこ引っ越せば?と思うのはだめ?
↓これはアカザかな。これも母親からの伝授なので自信がありません。
↓川の傍には鬱蒼と葦の茂っているところもあります。
古事記や日本書紀に
豊葦原水穂国(とよあしはらのみずほのくに)と謡われた日本はこの辺かも。
ああ、ここでタイムリープして万葉びとに出くわさないかなと
ちょっと妄想しました。