ネットのアプリで今年の確定申告作成に取り掛かった。
去年、初めて息子の店の青色申告というものにトライし、
アプリのあーせい、こーせいという指示にひたすらつき従ったおかげで
何とか期日までに税務署に出すことができた。
今年も同様だ。
⤵例えば支出はまず一日ごとに日付、項目、内容、取引先、金額を打ち込んでいく。
更にそれをこんなふうに一覧表にまとめていく。⤵
けっこう大変な作業だ。
(もし、確定申告をしなかったらどうなるのだろう?
スルーする道はないのだろうか)と、善からぬ考えが頭をもたげた。
なぜならば、私は昨今の世間を騒がせている
日本の多くの国会議員のセンセー方の態度に少なからず影響を受けたのである。
会計簿の収入・支出欄に記載漏れがあり、指摘されても、
「何時、誰にもらい、何に使ったのか、ぜ~んぶ不明である」と
実に堂々としているので、私はいたく感銘を受け、
私のような庶民もそれに倣えばいいのではないかと思ったのである。
もし税務署に文句言われたら「記憶にないです」「あ、うっすら…」
とか言ってたら、そのうち見逃してくれるんでは?と。
しかし、ネットで「確定申告は無視できるか」で検索すると、
たちまち、〈確定申告をするのは義務です。 確定申告をしないと無申告加算税や延滞税などのペナルティが課せられる可能性があるほか、無申告や所得隠しをすると刑事罰に科せられることになります。〉と出てくる。
法で定められているのなら仕方がない。
しかし、国会議員も国民の一人なのだから、義務を果たさず収入を隠していた
多くの国会議員はただちに逮捕され、刑事罰を受けることが
法の下の平等というものだ。日本がまだ、法治国家ならば。
私は今からまた、確定申告の続きをする。
もう、目がしょぼしょぼしてきたんですけどさ。