↑ http://健康法.jp/archives/52913より
私は動画で見たのですが、2月24日の
BS-TBS「報道1930」に出演した黒岩祐治神奈川県知事が、
「クルーズ船が横浜港に入港した関係で、最初に対応に当たったのが神奈川県職員だった」
「最初に仕切り始めた人間が、最後までやらなきゃならなくなる」
「国が仕切るべきだと言っている余裕はなく、神奈川県が病院、毛布の手配までして、現在に至っている」
「搬送は主に横浜市がした。我々は現場でバタバタ必死でやっている。
神奈川県がDMATと連携してやった。国や厚労省が仕切るべきところだが、現場は混乱していて、支持系統すら確立しないまま、神奈川県とDMATで連携して頑張った。」
と実態を暴露しています。
厚生労働省の職員や検疫官が乗り込んだのはずっと後のことだと。
私はこんな大事なことは
てっきり最初から政府が仕切っているとばかり思っていました。
パンデミックが勃発するか否かの決定的に重要な局面で
一地方自治体に任せて混乱を招き、
あげくに下船後、そのまま市内で解散してしまったことは
無責任にもほどがあるのではないでしょうか。
満員電車に一人の感染者がいたらその後12万人に感染が広がる
というシミュレーションがあるそうです。
日本人の中には
「中国のような強権的独裁国家だから
都市や交通を封鎖遮断できる。
日本は独裁国家じゃないからだめなんだ」
と的外れなことを言う人もいますが、
イタリアや韓国など多くの国で地域封鎖、学校休校等を
実行しているのですから、
国家の指揮権を発揮するしないは、
独裁制か否かによるのではなく、
専門家(医師)の意見に耳を傾け、あとは決断するかしないかの違いだけです。
「クルーズ船乗客はお遊びなんだから国が助ける責任はない」
とネトウヨでレイプ男山口の友人有本香
(自称ジャーナリスト・編集者)はツイッターに書いています。
こうした「自己責任論」は
主権在民の現代日本に蘇る国家主義の亡霊発言です。
同番組に出演した医師の下の発言がすべてでしょう。
上(かみ)昌広 医師「クルーズ船に閉じ込められていた人は、皆さん自分のために閉じ込められたわけではないんですよ。日本国民を守るために閉じ込められたんです。いわば兵隊さんと一緒。こんなことがなければ亡くならずに済んだんですよ。そもそもが元気な80代なんですから。」
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