今回の総選挙について、思ったこと、印象に残ったことをつらつらと…。
◆劇場盤に投票券 ~ヲタの力とその限界~
前回までは、CDに付く投票券は一般のCDショップで売られている通常盤にしか付きませんでした。通常盤には握手券が付きますが、その握手会は「全国握手会」と呼ばれる握手会で、参加するのは基本的にAKBメンバー(それも選抜メンが中心)のみです。
だから、SKEなどの姉妹グループのファンは、投票したい子と握手出来るわけでもないCDを買わなくてはならないわけです。これは、かなり抵抗があったようで、実際「CDはさすがに買えないから、モバイルサイトの票だけを入れる」という人も多かったようです。
そして今年、劇場盤にも投票券が付くようになりました。劇場盤には、48グループ全員の個別握手券が付きます。つまり、投票したい子の握手券を買えば、自動的に投票券も付いてくるわけで、今までCDの購入を見合わせていた姉妹グループのファンからのCD票が一気に増える可能性が高まりました。
で、私も、今年は姉妹グループやAKBの研究生等の、大躍進があるのでは?と思ったのですが…。
結果を見ると、ある程度影響はあった(須田、柴田の大躍進など)ものの、期待していたほどでは無かったかな、という印象です。結局上位は“いつものメンバー”が占めていますしね。
ということで、今回の選挙は、個人的には「(濃い)ヲタの底力を感じるとともに、その限界も感じた」選挙だった、という印象でした。
◆指原莉乃、1位!その時、HKTメンは…。
指原莉乃の1位が発表された時、祝福するために近くにいたHKTメンがさっしーに駆け寄っていましたが、その中で、微妙に離れた位置にいたにも関わらず、さっしーに駆け寄り、祝福しつつもちゃっかりテレビに映ろうとしていた中西智代梨を私は見逃さなかった…(パク)。
ちなみに、HKT2期生の谷真理佳は、このとき離れた場所に居たので駆け寄りませんでしたが、もし近くに座っていたら、間違いなく駆け寄ってテレビに映り込んでいたでしょうね(笑)。
◆今まで見たこともない景色
以前から公演やコンサートの舞台裏の様子などを撮影し、Google+に投稿していた松村香織。彼女は今回、なんと総選挙の壇上にまでビデオカメラを持ち込み、ランクインした後の壇上からの景色を撮影してGoogle+にアップしました。
テレビ局のカメラですら、入らなかった場所です。通常なら絶対に見ることの出来ない景色。それを今回見られたのは貴重ですし、非常に興味深かったです。「そうか、ランクインしたメンバーの前には、こういう景色が広がっていたんだ」と。
普段の言動などから、批判も多い彼女ですが、やっぱりこういう「見たいけれども今まで見られなかったもの」を見せてくれるのは、ありがたいし、誰も真似の出来ない、貴重なメンバーだと思います。
比喩ではなく直接的な意味での「見たこともない景色を見せてくれるメンバー」ですね。
◆微妙な反論
柴田阿弥が順位発表後のコメントで「私は“ぼっち(一人ぼっちの意)”と言われているけど、ファンの皆さんがいるから、“ぼっち”じゃありません」というような事を言っていました。
「テレビで生中継しているのに、“ぼっち”などという一般的ではない言葉を使うのはどうなんだ?」というのは、置いておくとして、そもそもファンが彼女の対して言う“ぼっち”は、「メンバーに仲の良い子がいない。メンバーの中で“ぼっち”」という意味でです。
だから、「ファンの皆さんがいるから“ぼっち”じゃない」というのは、全然反論になっていないような気が…(パク)^^。
◆驚くほど正確な票読み
某掲示板で、松村香織のファンの有志の人が、ネット上に書き込まれた色んな投票報告を集計していって、最終的に「2万5000票は確実に入った。ネット上で拾い切れなかった浮動票があと数千票くらい。」と書いていました。
で、実際の松村香織の得票数は2万7566票。特に今回の総選挙は票が読めないと言われていましたが、ここまで正確に割り出せるものなのかと、ちょっと驚きました。
その2に続く予定…。