15期生が劇場公演に出演し始めてから、半月ほど経ちますが、Google+で高島祐利奈が少し気になる事を言っています。
「15期には早く公演の楽しさに気づいて欲しいな。」
「1人1人で公演に対する思いの大きさに差がありすぎると思うなぁ」
「15期生はまだ入ってきたばっかりだけど、研究生にとっての公演の大切さと自分たちの中での大きさを伝えられたらいいな。」
高島の投稿を見る限りは、「15期生は劇場公演をあまり楽しいと思っていないし、あまり重要だとも思っていない」ということになります。
この投稿を見た時、私は「ああ、やっぱりか」と思いました。というのは、15期生は今までの研究生とは異なり、「劇場公演を経験する前に、大舞台(武道館コンサート)を経験してしまった。しかも、全員ユニット曲にも参加した。」という、破格の待遇を受けてしまったからです。
武道館のような大舞台で、しかもユニット曲まで経験してしまったら、たった250名あまりを相手にする劇場公演なんて、馬鹿らしくてやってられない、と思う子も出てくるでしょう。
少し話は逸れますが、本来、武道館のような大きな会場のコンサートでは、ユニット曲を担当させてもらえる研究生なんて、ごく一部の推され研究生だけです。ほとんどの研究生は、最初と最後の全体曲に“賑やかし”として2、3曲出させてもらえるだけで、マイクすら持たせてもらえないことが多いです。
しかし、研究生の武道館コンサートでは、AKBの研究生が基本的に優遇される形になっていたとはいえ、劇場公演デビュー前の15期生までユニット曲に参加しました。これには驚くと同時に、「ちょっと早すぎでは?」と感じました。最初にそんな破格の待遇を受けてしまうと、「これが普通だ」と思ってしまい、少しでも扱いの悪いポジション(バックダンサーとか)はやりたくなくなるだろうと思うからです。
話を元に戻して……ただ、こういう「劇場公演を重視しない子」というのは、いつか出てくるだろう、と思っていました。というのも、現在AKBに憧れて入ろうと思う子は、ほぼ全員「テレビや雑誌でAKBを知った」はずです。「劇場公演を見て感動し、AKBに入ろうと思った」なんて子は、皆無に近いでしょう。
そしてそんな子が、「研究生の主な仕事は小さい劇場で毎日公演をする事ですよ」といきなり言われても、「思ってたのと違う」と思い、やる気なんて起きないでしょうからね。
過去の研究生や、今の13期や14期は、幸い「劇場公演が大好き」という子が多く、「2、3日公演が無かっただけで、早く公演をやりたい!って思う」と言っている子も何人もいます。しかし、これはたまたまそういう子が幸運にも集まっていた、もしくは劇場公演が好きになれない子は(お披露目前に)辞退していった、ということなんでしょうかね…。
私はやはり劇場公演を見てAKBのファンになったこともあり、「48グループのメンバーである限りは、劇場公演を好きでいて欲しい」とは思うんですけれどね…。