夕焼けのそばにいて
今日はあの娘にしよう 駅でよく会う娘
遊園地でデートして ソフトクリーム食べようかな
~『脳内パラダイス』より~




 さて、研究生武道館コンサートの個々の感想について。長くなりそうなので、なるべく簡潔に…。


 ●陰アナ (西野未姫)

 この陰アナで、「ああ、今日は運営は西野推しでいくんだな」と思いました。


 ◆M01 初日 (全員)
 ◆M02 チャンスの順番 (全員)
 ◆M03 君のことが好きだから (全員)
 ◆M04 会いたかった (全員)


 ベタだけど、人気のある「初日」からスタート。これはこれで研究生に相応しいと思いました。あと、「チャンスの順番」が歌われたのが嬉しかったです、「じゃんけん曲」の中では一番好きなんですが、優勝者が干されメンだったためか、普通のコンサートではほとんど歌われることが無いので…。


 あと、冒頭の4曲では、全員、名前と所属が書かれたゼッケンを付けていました(笑)。まだまだ知名度の低い子が多いから、ということでしょうけど、これはいい配慮だと思いました。


 ●MC


 4曲歌い終わった段階で、各グループを代表して一人ずつコメントを…。AKBでは岩立沙穂が担当。年長組だというのもあるのでしょうが、選挙でランクインしたから、というのも影響したでしょうね。


 田島芽瑠のコメントでは、後ろで谷真理佳がオーバーなリアクションを(笑)。彼女がモニターに映ると、客はみんなそっちを見てしまうんですよね。田島が「今は、私が喋ってるの!」と谷に怒っていました(笑)。


 以下の5曲目から17曲目までは、ユニット祭りでした。1曲歌い終わるごとに、メンバーの自己紹介と特技披露が挟まります。進行役は峯岸みなみと松村香織


 ◆M05 渚のCHERRY (西野未姫・大和田南那・市川愛美・土保瑞希)

 勿論センター(前田敦子ポジ)は西野未姫。バックダンサーは15期生が努めます。


 ◆M06 FIRST LOVE (小嶋真子)

 武道館でいきなりソロ。しかも生歌(イヤモニを装着)。これには驚きました。少し音程は不安定でしたが、なかなか頑張っていました。それにしても、正規メンバーでさえ、ほとんどやらない生歌をさせたというのは、英断ですね。今日のコンサートのコンセプトを踏まえて、敢えて挑戦させたのかも…。


 ◆M07 黒い天使 (岡田奈々・高島祐利奈・茂木忍)

 センターは岡田奈々。冒頭から、14期三銃士が順番にフィーチャーされています。ここでこの日の方向性がほぼ決まりました。この曲も、やや生歌っぽかった。


 ◆M08 7時12分の初恋 (田島芽瑠・篠崎彩奈・渕上舞・空美夕日・竹内彩姫)

 この日の中心メンバーの一人である田島芽瑠が登場。AKBからは篠崎彩奈。ちなみに篠崎はこの後の特技披露で、以前小嶋陽菜がよく言わされていた「チン○ン電車」という単語を言わされていました(笑)。


 ◆M09 ガラスのI LOVE YOU (北原侑奈・岡田栞奈・嶋崎百萌香・林萌々香)

 ◆M10 雨の動物園 (村山彩希(ゾウ)・前田美月(キリン)・内山奈月(ペンギン)・梅田綾乃(パンダ)・橋本耀(チンパンジー)・大段舞依(シマウマ)・谷真理佳(ラクダ)・湯本亜美(ライオン))

 気分にムラのあるタイプの村山彩希ですが、この日は機嫌が良かった。ゾウ(えれぴょんポジ)の担当だったからかな^^。歌い終わった後のMCでは、谷真理佳が順番を飛ばされそうになったり(もちろんネタです)。


 ◆M11 ハート型ウイルス (岩立沙穂・込山榛香・北澤早紀)

 センター(セリフ担当)は岩立沙穂。彼女はこの日、表情も豊かで、かなり余裕を持った感じでパフォーマンスしていました。やはり、速報でランクインしたのが自信になったんでしょうね。


 ◆M12 となりのバナナ (秋吉優花・山尾梨奈)

 フルーツ好きの秋吉優花がこの曲を担当したのは、ベタだけど粋な計らい。


 ◆M13 パジャマドライブ (川上千尋・北野瑠華・向井地美音)

 大島優子を超える子役経験を持つ、向井地美音が登場。この子、なんで下り坂に差しかかったAKBに今更入ってきたんでしょうかね(笑)。


 ◆M14 天使のしっぽ (朝長美桜・山田麻莉奈・山田みずほ)

 この日の中心メンバーの一人、朝長美桜登場。勿論センター。


 ◆M15 わがままコレクション (岡田彩花・北川綾巴・高山梨子・梅本泉・佐藤妃星・福岡聖菜)

 AKBからは岡田彩花が参加。彼女は普段AKBの研究生の中でも地味で目立たない方なのですが、支店の研究生の中に入ると、一日の長があるのか、やはり目立ちますね。本店の底力を感じた場面でした。


 ◆M16 Bird (渋谷凪咲・大脇有紗・今田美奈)

 この歌も生歌っぽかった。渋谷凪沙は手慣れた感じ。大脇・今田の2人は、普通のコンサーでは、まずユニットなんて担当させてもらえないメンバーだったので、見ていて感慨深いものがありました。


 ◆M17 エンドロール (松村芽久未・坂口理子・相笠萌・日高優月)

 各グループのダンス選抜によるパフォーマンス。イントロが掛かって、相笠萌がモニターに映った時に、客席から歓声が上がりました。彼女のダンススキルについては、かなり浸透している模様。


 ◆M18 スカート、ひらり (岡田奈々・小嶋真子・西野未姫・田島芽瑠・朝長美桜)

 14期三銃士とHKT2期生ツートップで「スカひら」。“推されの象徴”であるスカひらを担当したことで、この5人が今日の推されメンであることが、はっきりしました。


 ◆M19 炎上路線 (峯岸みなみ・松村香織)

 今日のMC担当の2人による曲。この2人で“炎上路線”って、完全にネタだよなあ(笑)。


 ■MC


 20曲目から23曲目までは、各グループのシングル曲対決


 ◆M20 オーマイガー! (NMB48研究生 20人)※昇格組除く
 ◆M21 スキ!スキ!スキップ! (HKT48研究生 24人)※昇格組除く
 ◆M22 1!2!3!4! ヨロシク! (SKE48研究生 22人)※昇格組除く
 ◆M23 大声ダイヤモンド (AKB48研究生 24人)※昇格組除く


 各曲の最後の部分は次に歌うグループと合同で歌います。人気曲ということもあって、盛り上がりました。


 ■MC (昇格組…大森美優・佐々木優佳里・平田梨奈・東李苑・市野成美・岩永亞美・江籠裕奈・新土居沙也加・二村春香・水埜帆乃香・宮前杏実・古賀成美・西村愛華)


 ◆M24 シアターの女神 (昇格組13人+峯岸みなみ・松村香織)
 ◆M25 バンザイVenus (昇格組13人+峯岸みなみ・松村香織)
 ◆M26 青春のラップタイム (昇格組13人+峯岸みなみ・松村香織)

 コンサートの直前に昇格したメンバーによるパフォーマンス。既に正規メンバーとなっているため、ユニット祭りには参加出来ず、気の毒に思っていましたが、一応見せ場は用意されていました。


 個人的には、西村愛華の「シアターの女神」が見られたのが嬉しかった。とにかく圧倒的なパフォーマンスで、さすが元キャレスのエースだっただけのことはあります。まだパフォーマンスに不安のある東李苑をさり気なくフォローする場面もあって、ほっこりしたり…^^。


 ◆M27 さよならクロール (全員)


 ■MC


 ◆M28 掌が語ること (全員)

 この時点(アンコール前)で、既に20時40分頃でした。15歳以下のメンバーは、21時以降は出られないため、ここからは時間との戦いに…(パク)。


 --アンコール--

 アンコールが掛かり始めてから2分ぐらいでメンバーが登場。異例の早さ(笑)。普通は、Tシャツにジーンズ、みたいな格好に着替えて出てきますが、この日はアンコールの衣装替え無し。それぞれのメンバーのニックネームが書かれたカチューシャを全員装着。


 EN01 LOVE修行 (AKB48 27人)

 忍者の仕草のような振り付けあり。

 EN02 ファースト・ラビット (全員)
 EN03 レッツゴー研究生! (全員)

 この「レッツゴー研究生」という曲は、全員のあだ名をひたすら言っていく曲で、通常は16名で歌います。しかしこの日は、出演者全員で歌いました。ちなみに出演者は全部で103人(パク×2)。通常は4人ずつセットであだ名を言っていくのですが、この日は特別バージョンで8人ワンセット。それでも長い長い(笑)。


 この曲ですごかったのは、スクリーンに映っている映像を切り替えるスイッチャー。あだ名が呼ばれて、ポーズを取っているメンバーをひたすらアップで映していくのですが、かなりの速さで呼んでいくにも関わらず、見事に間違えずに切り替えていました(笑)。


 ■陰アナ (松村香織)


 終わったのは20時59分ぐらいで、本当にギリギリでした。


 とにかく、本当に楽しかったです。「もう、これからのコンサートも、ずっと今日のメンバーでもいいや」と思えました。それぐらい楽しいコンサートでした。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




 今日は、48グループ研究生の武道館コンサートが行われました。色々面白いことがあったのですが、詳細な感想はまた後日書くとして、二点、全体を通して思ったことを…。


◆華のある研究生

 研究生だけだと、さすがに華が足りない印象を受けるのではないか?と思いましたが、全くそんな事はなく、個人的には正規メンバーのコンサートと、ほとんど遜色無い感じでした。
 特にAKBの研究生とHKTの研究生に人材が豊富なんですよね。これは以下の理由でしょう


 1.AKBの研究生は上が詰まっており、昇格が先送りになりがちである。よって、経験も実力もあるメンバーが未だに研究生のままである事が多い。


 2.HKTは、チームK3の結成が遅れている関係で、2期生がまだ全員研究生のままである。(本来ならとっくに昇格していてもおかしくないぐらいの)人気やキャラの面で正規メンバーを遥かに凌ぐ子が、ゴロゴロいる。


◆もう一つの未来

 普段のコンサートではベテランの超選抜メンの影に隠れて、日の目を見ることの無かったメンバーが、今日のコンサートでは当たり前のようにセンターや最前列でガンガン踊っていました。みんな若くてフレッシュ。外仕事で疲れていたりもしないので、みんな元気(笑)(※1)。


 最近、運営側からもファン側からも、盛んに「世代交代」が叫ばれていますが、もし、本当に世代交代が順調に進んでいたとしたら、48グループのコンサートは今日のようなメンツで普通に行われていたんだろうなあ、と、今日のコンサートを見ながら考えていました…。


※1…超選抜メンの中には、疲れ果てた顔でコンサートに出ている子も少なくないですからね。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




 さて、先週、今週、とAKBの劇場盤握手会が行われたわけですが、例によって印象に残った出来事やメンバーとのやり取りをざっくりと…。


◆会場の様子 ~昨日と今日の落差~

 6月1日は30th「So long!」の握手会、6月2日は31st「さよならクロール」の握手会だったわけですが、昨日と今日とでは、会場の様子が全く違いました。


 昨日の握手会では、いつになく会場は空いている感じでした。レーンに並んでいる人の数も少なく、人気メンバーでも過疎っているレーンが結構あったりして、「あれ?このメンバーって、いつもこんなに人少なかったっけ?」と思うこともしばしば。


 そして、今日。昨日と状況は一変し、会場には大勢の人が溢れ、特にレーンは大混雑。人気メンバーだけでなく、中堅・若手メンバーでもレーンから人が溢れる場面が続出。


 これはやはり、総選挙の投票券が入っている「さよならクロール」をたくさん購入するために、前作の「So long!」の購入は控えた人が多かった、ということでしょうかね。


 あと今回、運営側が「今回は申し込みも多いだろうから、多めに売っちゃえ」と調子に乗ったらしく(パク)、いつもよりも多めに劇場盤を販売したようです。そのためか、通常は各部の締切15分前まで一度に出せる枚数は3枚なのですが、今回は30枚に大幅緩和されていました(※1)。


◆横山由依 編

 さて、「すっかり塩対応になった」と言われて久しい彼女。私も例に漏れず、4月に1年半ぶりぐらいに彼女と握手したら、冷たくあしらわれ(※2)、以前と全然違う対応にちょっと驚いたわけですが(;--)、このままで終わるのも悲しいので、今回リベンジを…(※3)。


 今回は、取って置きのネタを用意。このネタを言って、反応が無かったら、もう何を言っても無理だろうな、という背水の陣で臨む(おおげさ)。


 私 「こないだ、元9期生の石黒さん、森さん、絹本さんたちが出演するライブに行って来たんだけどね。」

 横山「……へ~。」

 私 「(一瞬、うっとなるが)みんな変わらず元気そうで懐かしかったよ。500~600人ぐらい集まったかな。」とか何とか。

 横山「何歌ったんですか?」久々に食いつく。

 私 「歌ったのは全部AKBの曲でね。『そばかすのキス』とか。」

 横山「へ~!面白~い。」あ、そんな曲歌うんだ、みたいな反応。


 ここで剥がされる。元同期のネタなら多少は食いつくかな、と思い、言ってみました。少なくともセットリストぐらいは気になるだろう、と思ったら、案の定聞いてきました。まあ、満足ですかね。


◆指原莉乃 編

 東京と福岡の往復で忙しい彼女。さすがにお疲れ気味。まあしょうがないですよね。


 私 「さっしーって、確か髪を染めたこと無いよね?」

 指原「そうですね、無いです。」髪を触りながら。

 私 「何かこだわりでも?それとも『黒い方がヲタ受けが良いから』とか?」

 指原「いや、特にそういう事は無いんですけど…。まあ、そのうち気が向いたら染めます(笑)。」


 まあ、「今の彼女はどんな感じかな?」と確かめに行った、って感じですかね。


◆岡田奈々 編

 14期生三銃士の一人である岡田奈々。彼女は野心の塊というか、「ここから這い上がってやるぞ」感が溢れているのが見ていて面白いです。公演終了後のハイタッチでも手を握ってきたりします。そんな彼女とは今回初握手。


 で、今回驚いたのが、彼女の握手の仕方。私の2人前に並んでいる人の握手する様子が見えたのですが、岡田奈々は客の手を色んなやり方でベタベタ触った挙句、最終的には「両手で祈る」みたいな感じにした手の間に客の手(片手)を挟む状態にしていました(※4)。


 上記の様子を見た時に、思わず小さい声で「うわぁ…(;--)」と言ってしまいました。さすがの(って何だよ)私も少し引きましたね(-∀-`;)。そうこうしているうちに、私の番。


 私 「岡田さんの『命の使い道』の表現の仕方がすごく好きでね。」

 岡田「あー!ありがとうございます。」

 私 「あれは、わざとああいう風に“無表情”で“無機質”な感じにしてるんだよね?」

 岡田「はい、そうです。」

 私 「寂しそうに歌うよりも、むしろそっちの方が歌詞の世界をよく表している気がするんだよね。」

 岡田「そうですよね!」


 ここで、剥がされる。いやあ、すごいですね、彼女。今回握手してみて、さらに「どんな事をしてでも、ここから這い上がってやる」感を強く感じました。個人的に彼女みたいなギラギラした子は嫌いではないです。AKBの最近の研究生にしては珍しいタイプでもありますしね。


※1…締切15分前以降は、枚数制限無し。
※2…何を言っても「へ~」「ほ~」「覚えてないです」の3種類の言葉しか喋ってくれませんでした(パク)。
※3…嘘です。実際にはたまたま半年前に申し込んでいただけです。
※4…釣ってくるだろう、とは思っていましたが、予想を遥かに超えていました(笑)。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


   次ページ »