キラキラ

毎日の生活を写真と共に綴っていきます。

桜の道で いつかまた IN 紀伊国屋ホール

2011-08-06 08:22:40 | Weblog

8月4日(木)の10:07発の 『のぞみ』 で新大阪を出発しました。

主人の目的は、慶応の英語の講義を受けるためです。  

私は二男の夕食を作ったり、掃除をしたりしようかなぁ~。

という消極的な動機でしょうか・・・。

(観劇の目的の方が大きかったりして・・・。)

 

 

 

1日目の夕食は、二男と 『西日暮里』 駅から少し離れたところで

待ち合わせをして ディナーを。

 

 

 

2日目は午前中に家事を済ませ、ネットで検索した 『桜の道で またいつか』

の観劇のために紀伊国屋ホールに向かいました。

(この日の夕食は、私の手つくりで・・・。) 

 

 

『桜の道で またいつか』 は、教師の劇団 《創芸》 さんの

第66回の公演でした。

 

 

この劇団さんは、教師の仕事をしながら演劇の上演活動をする

ちょっと珍しい存在です。

(全員が会社勤めをしながら、演劇活動をしている 《満月動物園》

の公演は何回か観たことはあるのですが・・・。)

 

今回の公演は、脚本もなかなかよくできているなぁ~。と感心ました。

(今の現実に 沿った無理のないストーリーの流れでした。納得でき過ぎるのが

いつもと違って、ちょっと不満だったり???)

 

 

(『桜の道で いつかまた』 のポスター、初日に

観劇しました。)

 

 

 

 パンフレットの冒頭には、

『教師の仕事をしながら演劇活動をする。私たちは長いこと、この道を歩んで

来ました。教師の仕事が演劇に、また演劇の仕事が教師の仕事に、どれだけ

多くの財産をもたらしてくれたことか!

一方でまた、精神的物理的に追い詰められたり苦しんだりすることも

必然でした。

(よく分かるような気がします。)

 

 

 

それから次のようにも、

そんな中で数年前、劇団の幹部数名がそろって定年退職を迎え、

その年の稽古で何度となく 『おや?』 と思うようになりました。

 

 

それは、退職した彼らの発する雰囲気であり、稽古場に現れる顔つきです。

仕事を全うし終えて義務や責任から解放されて、これからの人生を更に

好きなことに打ち込む、そんな喜びや楽しさが全身から滲み出ているように見えます。

 

 

 

 

だとすれば、定年はもちろん終わりではなく至福の時間の始まりです。

 

しかし現代は極めて顕著な高齢化社会に突入し、誰もがそのような喜びや

楽しさの中で充実感を持って生きられるとは限りません。複雑で深刻な

状況を抱えた方も沢山います。

 

 

だから、『定年を迎えた年代を中心にして、煩悶しながらも何とか希望を持って

生きようとする人たちの姿』 を芝居にしたい。

これが 『桜の道で いつかまた』 の構想の出発点だったようです。

 

 

 

 

物語は、『2011年3月31日、統廃合となる中学校に、還暦を迎えた

同級生が集まって、45年ぶりにタイムカプセルを開ける』 から始まります。

 

 

 

 

東日本大震災で日本は、大きく苦難に立ち向かっています。

日本中のみんなが、このことを認識しています。

でも、でも 私たちは前を向いて生きていかなければなりません!!

 

そんなメッセージを送ってくれて、生きる勇気を与えてくれる内容でした。

 

 

その後、家にたどり着き 『小さなことにクヨクヨせず、前を向いて

しっかり歩んでで行こう!!』 と心に誓いました!!

(今日のブログは、ちょい教科書的な最後になっちゃいましねぇ~。)

 

 

コメント
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