キラキラ

毎日の生活を写真と共に綴っていきます。

ヒロシマ・ナガサキ ダウンロード

2011-09-24 05:18:40 | Weblog

9月19日(月)に十三まで出かけて

『ヒロシマ・ナガサキ ダウンロード』 という

映画を観てきました。映画館は第七藝です。

 

10時上映でしたので、9時前に家を出ました。

 

 

 

(パンフレットには、在米被爆者たちの記憶を自らの身体で

うけとめるため 二人の若者がアメリカを縦断した。 とありました。)

 

 

 

 

 映画は、二人の青年が

アメリカ西海岸に住む被爆者の体験をインタビューして映像に

納めるという形のロードムービーです。

(ロードムービー・・・主人公が旅を続けるなかで変貌し、自分を発見する

という筋立ての映画。)

 

 

 

 

(産経新聞にも紹介されていました。)

 

 

 

 

終戦後かつての 「敵国」 アメリカに移住した被爆者たちがいた。

原爆の記憶に苦しみ、後遺症への恐怖に怯えながらも

アメリカの大地で半生を過ごしてきた人々。あの日の出来事、誰にも語ることなく

時は過ぎようとしていた。

 

 

インタビューでは、 

 

たくさんの死体の山から妹を探そう行ってみたら

幸い上のほうにあったので、すぐに見つけることが

できたが、あれが上でなかったら探せなかっただろう!!

 

全身が焼けただれた人、 腕が無い人

顔が焼けただれて誰か分からない人が

水を求めて

「水、水」と言って 川へ川へと歩いて行く。

 

 

あれは、地獄です。

今でもその時の夢を見て、うなされることもある。

 

 

など どれもが悲惨な体験談です。

 

 

 

2009年、春。 『自分』 を模索し続ける青年二人が

日本人の記憶の奥底に刻まれているヒロシマ・ナガサキを

辿る旅に出た。

 

 

 

 

 

(七藝は、この通りの奥にあります。もう戦争の傷跡など、どこにも

 無いように思えて・・・。 でも、目に見えない辛い思いを抱えている人も

 たくさんいることを・・・。)

 

 

 

 

 

原爆を体験しない世代が 頭で理解するのではなく心で感じることは

可能なのか。我々は被爆者から何を受け継ぎ、伝承していくべきべきなのか。

アメリカ西海岸を南下しながら在米被爆者と共に笑い、共に泣き、心と心で

ぶつかり合った旅路のドキュメンタリー映画でした。

 

 

 

(帰り、大阪ステーションシティに寄ってみました。)

 

 

 

 

竹田信平監督は、メキシコ在住の方です。

ちょっと荒削りな印象を持ちましたが、今までとは

違った視点から撮られた映画でした。

 

 

 (終わってから、有名なお好み焼きの やまもとの 『ねぎすじ焼き』 を

 食べました。初めてのお味でした。美味しかったですねぇ~。)

 

 

 

 

 

 ※ 昨日(23日)は、テレビの洋画チャンネルで 『評決』 を

   その前は 島崎藤村作の 『夜明け前』 を。 その少し前は 高峰秀子主演の『雁』 を

    観ました。どれもよかったですねぇ~。その後、島崎藤村のことをネットで

   色々調べたら、自分のことではないのに少し落ち込みましたねぇ~。

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする