7月5日(水)は、兵芸へ。
目的は、大竹しのぶさんの一人芝居
「ヴィクトリア」の観劇のため。
コロナもおさまり(?)久しぶりに兵芸まで
出掛けました。
雨の日でしたが、アクセスがすこぶるよく
西宮北口からは傘なしでOK。
(雨の激しい日でしたが、楽チンで到着。)
1時間10分を一人のセリフで演じきって、流石と
思いました。
何の変哲もないベットのある部屋で白い衣装で
次々に感情の籠った言葉が発せられて・・・。
(始まる前の舞台を。800人の席が満席に。)
演技派と表現されることも多いのですが、そうではなくて
大竹しのぶさんの持ち味と言うか個性が光った舞台だったような・・・。
終演の後、アンコールに応えてステージに登場!!
その様子が正にビックリ!!
笑顔もさることながら、子どものように飛び跳ねたり
今、ヴィクトリアを演じていた人とは、とても思えなくてーー。
(この後、京都公演と豊橋公演が控えているらしい。)
そこが、役者なんですよぉ~(大竹ワールドとも)と自分を納得させて。
でも、とても変な気持ちに。
物語は、精神を病んだヴィクトリアという中年女性の語りで構成され、
昔の記憶や妄想が行き来しながら、次第に彼女の愛に飢えた人生が
浮かび上がってきます。
(この一人芝居の演出家=藤田俊太郎さん、俳優でも
やっていけそう・・・~笑~)
大竹さんは
「ヴィクトリアには愛された記憶がない。
愛されることは大事で、彼女のようなことは誰にでも起こり得る」
と話しています。
そして、「他者から愛されるのと同じくらい大切なのが、
自分を愛することだ」 とも。
その後、アフタートークがあって。
ゲストは、高橋克実さん。
それがとっても面白くて、大いに笑ってしまいました。
このトークがあったことによって、心を軽くして帰路に。