読書記録、フィットネスジムつれづれ

10年以上なる読書記録
運動キライなのになぜか通ってるジムのあんなこんな。

'17 11月まとめ

2017-12-06 21:46:00 | 読書
11月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:1476
ナイス数:68

野菊の墓 (新潮文庫)野菊の墓 (新潮文庫)感想
引きこまれて読んでしまった。おままごとのようなかわいい恋が、ムラの偏見によってつぶされたが、当時の空気としてはそれが普通なのだろうな。現代からすると自分を想いながら嫁に行くことは良いことでもなんでもない。政夫さんが子供過ぎて(実際子供なのだが)。もっと守ってあげていれば。
読了日:11月28日 著者:伊藤 左千夫
この世は落語この世は落語感想
噺とおすすめの噺家さんが書かれているので初心者にも分かりやすい。落語世界の生きる知恵は、現代でも生きてるんだなあ。キチキチと余裕をなくした現代にはとってもおすすめ。CD聞こう〜。
読了日:11月25日 著者:中野 翠
編集とはどのような仕事なのか―企画発想から人間交際まで編集とはどのような仕事なのか―企画発想から人間交際まで感想
雑誌の編集をしている、という方と知り合ったので、どんな仕事なのかと読んでみた。作家の才能もさる事ながら編集者の手腕でヒットするかどうか左右されるほどなのか。作家以上の能力が必要なのでは?やはり出版業界にはがんばって存続してもらいたい。ネット本では出せないものがある。
読了日:11月16日 著者:鷲尾 賢也
夜想曲集:音楽と夕暮れをめぐる五つの物語夜想曲集:音楽と夕暮れをめぐる五つの物語感想
どれもイシグロ氏らしい静かな語り口。音楽に造詣が深くて自分の知識不足がつらい。1話目のアーティスト名を検索したら実在だったりして驚く。短編の方がスキ、かな?色んなテイストが楽しいし。英語の原文で読めればなあ。
読了日:11月16日 著者:カズオ・イシグロ
忘れる女、忘れられる女忘れる女、忘れられる女感想
何度も笑ったし、だけじゃなく切り口が鋭くおもしろい。酒井さんの文体にも慣れました。週刊現代掲載作ってことは週1ペースで書かれたってことがすごい。話題もまだ新しいです。
読了日:11月16日 著者:酒井 順子
ただ生きていく、それだけで素晴らしいただ生きていく、それだけで素晴らしい感想
小見出し4ページずつほどでサラッと読みやすい。戦中のつらい話など、現代人はもっと知るべき。良い時代なのは素晴らしいが甘すぎるし弱すぎるのだな。むりやりでもポジティブな本が多い中、傷ついた人をそっと休ませてくれるような本
読了日:11月10日 著者:五木 寛之
服を買うなら、捨てなさい服を買うなら、捨てなさい感想
フランス人は10着〜に通じるものがあります。少数精鋭と言われてもなかなか捨てられない…を、後押ししてくれる。定番は年によって微妙に更新されてる。気候変動も激しい。何よりプロのスタイリストが週3同じ服を着る時代と言うのにびっくり。本当に似合うお気に入りを何度も着よう。
読了日:11月05日 著者:地曳 いく子

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